筋トレ女子を続けていると、ふと男らしさに目覚めることがあります。あえて女性がやらないようなハードコアな種目をやったみたくなるときです。
これから、普通の女性が絶対やらない種目、おそらく一生やらないであろう種目を紹介したいと思います。
かといって物珍しさを狙ったわけではありません。筋トレとしての価値の高い、素晴らしい種目に限定しています。
ここで思い起こしておきたいのが、今では女性が好んで行うヒップスラストやケトルベルスウィングといったお尻の種目も、もともとは女性のイメージからは程遠い種目だったということ。
ひと昔前までは男性を含め、ほんの一握りの人たちしか行っていませんでした。美尻を求める女性たちが、それまで脚光を浴びていなかった良種目を発掘したといってもいいでしょう。
男性は腕や胸といった上半身をたくましくする筋トレを好む傾向があります。一方、女性が気にするのはお尻やお腹まわりです。そして、ハードコアな筋トレ種目というのは主に下半身や腹筋群に強烈な刺激を与えるものが多いのです。つまり、今は忘れられているハードコアな種目を復活させる可能性が高いのは女性だといえるでしょう。
それでは男性もしり込みするようなハードコアな筋トレ種目をチェックしてみましょう。
男らしい筋トレ種目の定義とは
もっとも男らしい筋トレ種目は、普通の女性から最も遠い存在といえるでしょう。
筋肉モンスターとして名高いJujimufu氏によれば、"男"の種目には次のようなルールがあるといいます。
- フリーウェイトであること(マシンではなくバーベルなど)
- 醜悪であること
- 立って行う種目であること
- 腹筋にくる種目であること
- 体を壊すかもしれない要素を持っていること
どうでしょうか? 特に2と5は賢明な女性だったら避けたいと考えるのが普通ですよね。
で、こうしたルールに当てはまる男の種目が何かと言うと、1つ目に取り上げる「ベントプレス」です。
女性がやらない筋トレ1.ベントプレス│1:17~
片手一本でバーベルを頭上に持ち上げる姿が実に雄々しいベントプレス。苦しみの果てについに重さを制圧するといったドラマチックなムーブは、見るものを魅了するでしょう。
▼ベントプレスの手順
- 広めのスタンスで立つ
- バーベルの中央を片手で握り、肩の近くでバランスよく保持する
- 上半身を横に倒しながら、バーベルを上げていく
- バーベルを上げきったら肘をロックし、上半身を真っすぐに戻す
肩や腕の筋力はもちろんですが、高いバランス感覚や柔軟性、強い体幹も必要な総合的な種目といえます。
なお、重りを付けていない20キロのバーで試してみたところ、肩の近くでバーベルのバランスをとるのが難しくて挙げるまでには至らず。できそうな気配はゼロでした。
ケトルベルを使ったウインドミルやサイドプレスという種目は体の使い方がほぼ同じなので、より安全なケトルベルで修業をつんでからトライするのが良さそうです。
▼ベントプレスの評価
- インパクト:★★★★★
- 苦しさ:★★★
- 有用性:★★
- 安全性:★
- おすすめ度:★★
女性がやらない筋トレ2.ザーチャースクワット│12:34~
両肘の関節でバーベルを保持するスクワット。実際にやってみると、笑ってしまうほどの激痛に驚きます。
▼ザーチャースクワットの手順
- バーベルを両肘ではさむ。
- 肘が伸びるとバーベルが落ちるので、アームカールのように引き付けておく。
- スクワットを行う。
動画は高い位置から小さな可動域で行うパーシャルセットですが、重量を軽くして深くしゃがむこともできます。安全のためにセーフティーバーを使いましょう。
肘には、これまで筋トレで味わったことのないレベルの激痛が走るでしょう。筋肉が疲労する前に痛みで戦意喪失してしまうことがあるので、サポーターなどで肘を保護するとよいでしょう。
痛みこそ強烈ですが、体にかかる負担は優しめです。通常のスクワットでは、バーベルが背骨を押しつぶすような形になりますが、ザーチャースクワットはバーベルが胸の下にくるので背骨を圧迫しません。また、股関節からバーベルまでの距離が短いせいか、上体が前傾することによる腰や背中への負担も小さく感じます。
お尻に効かせるためには低くしゃがむスクワットが有効ですが、ザーチャースクワットは低い位置までスムーズにしゃがめます。低くしゃがみ切るとバーベルが太ももの上に乗る形になり、落とす心配がないという安心感もあります。
難点は何といっても肘の痛みですが、この痛みによってアドレナリンや男性ホルモンのテストステロンが分泌されるという人もいます。現在のところあまりやっている人を見かけませんが、美尻トレとの相性もよく、今後ブレイクするポテンシャルを備えた種目といえるでしょう。
▼ザーチャースクワットの評価
- インパクト:★★★★
- 苦しさ:★★★★★
- 有用性:★★★★
- 安全性:★★★
- おすすめ度:★★★★
女性がやらない筋トレ3.ジェファーソンデッドリフト│16:00
バーベルをまたいで行うデッドリフトです。又の間にバーベルを引くのはいかがなものかと思われるかも知れません。※動画には叫び声が入るのでご注意ください。
▼ジェファーソンデッドリフトの手順
- 腰幅よりもやや広めのスタンスでバーベルをまたぎ、腰を下げる
- 前足側の手が足の外側にくるようにして、手の甲を前に向けてバーベルを握る
- 後足側の手が足の内側にくるようにして、手の甲を後に向けてバーベルを握る
- デッドリフトの要領で立ち上がる
デッドリフトはお尻に効く種目ですが同時に腰や背中の負担も小さくありません。腰や背中への負担は、バーベルが体から離れるほどテコの原理によって大きくなります。
脛をこするほどバーベルを体に密着させるのがデッドリフトのテクニックですが、それでも限界があります。ジェファーソンデッドリフトはバーベルが骨盤の真下を通るので、テコの原理による腰や背中への負担は軽減します。
スタンダードなデッドリフトに比べて行っている人は少ないものの、やり込めば高重量を比較的安全に扱える種目といえるでしょう。
▼ジェファーソンデッドリフトの評価
- インパクト:★★★
- 苦しさ:★★★
- 有用性:★★★★
- 安全性:★★★★
- おすすめ度:★★★★★
まとめ
ここでは男らしい筋トレ種目、言い換えると、普通だったら女性がやらない3つの種目を取り上げました。どれもクラシックな良種目ですが、同時に取り入れるのをためらう要素も含んでいます。
ベントプレスはジムでやったら注目を浴びること間違いなしですが、ちょっと危険。実際に取り入れるには、かなり軽めの重量からフォームを作っていく必要があります。
ザーチャースクワットは美尻トレにも使える優れた種目ですが、激痛なのが難点。バーベルをまたぐことに抵抗がなければ、一番取り入れやすいのはジェファーソンデッドリフトでしょうか。
美尻トレの対象は下半身の大筋群とこれを支える体幹がメイン。そして、これらを有効に鍛えようと思えばハードトレーニングに向かうのは運命といえます。
美尻に目覚めた筋トレ女子たちによって既に、男性よりも女性の方がハードコアな種目をチョイスする傾向が生まれている気がします。この先、ここで取り上げた男らしすぎる種目が、現在のヒップスラストがそうであったように、新たな女性の定番種目として復活してもおかしくはないでしょう。
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