10/28にホールトーンシティ横浜さんを訪問しました。
おお・・・・すごい! 店内をズラリと埋め尽くす名機の数々に圧倒されますね。
コンディションが良い機材が多く、値付けは正直とても高価ですが、メンテナンスも
しっかりされているようです。すべての在庫品が綺麗というわけではないのですが、
全体的にみると、とくに外装の整備にはかなり神経を使っているようです。
オーナーさんが若いころにアメリカに渡って直接買い付けてきた物が多いそうです。
こちらのお店は日本製エンクロージャーのユートピアの正規販売店ですね。
「理想の夢のスピーカー」と呼ばれて賞賛されてきた伝説の名機JBL Hartsfield
ハーツフィールドのよう非常に凝った内部構造になっていますね。
伝説のスピーカー、LOWTHER ローサ―も正規代理店として
販売しており、なんと1950年代から構造を変えずに連綿と現在まで生産を続けています。
1930年代に企画され、1950年来より継続生産されている唯一のスピーカーユニットで
マグネットの磁束密度が強力でダイヤフラム挿入溝のクリアランスが細いため
3ウェイスピーカ以上に低、中、高音をリアルに再生します。
コーンペーパは長年の研究により音色の変化のない特殊コーン紙で
中音の密度を最高に再生します。又、デザインもバックロード仕様として開発され、
コーン紙後部の音圧抵抗を最小限に留めるためマグネットと口径フレームを
細い2本棧で接続設計されています。
Mcintosh MI-200が3セット(!)も置いてあり度肝を抜かれました。
外観や音質のコンディションも抜群に良かったです。
価格を尋ねるとペアで485万!うーんお高い!
MI-200は倉庫にまだ持っておられるそうで、合計で5セット以上お持ちでおられるようです。
こちらはALTEC 604Bです。音はマット調でツヤ消しのような感じです。
聴くのは二度目ですが、やはり普遍的な音ですね。ニュートラルな音です。
極初期の製品ながら、ALTECトーンは僅かにこの時代からあるように感じられます。
それでいて低域はALTECらしくかなり曖昧というか、
フォーカスがかなり甘く、大らかな鳴らし方なのでハイファイという感じではありません。
70年近く前の骨董品ですが、個体としてはコンディションが良かったです。
夢のような機材が多数陳列されています。あらかじめリクエストしておけば
試聴対応はしていただけそうですよ。訪問の際はアンプはMI-200が繋がっていました。
XLR端子で多数のスピーカー切り替えが可能で、画像に映っている
ほとんど?のスピーカーの音は気軽に聴かせていただくことができます。
下記に空気録音をUPしますのでご覧になってください。
JBL L44 LANCER JBLのフルレンジで最高峰ユニットLE-8Tを搭載でもう一つのユニットはパッシブラジエーター PR8。60年近く前のスピーカーとは信じられないような鮮度の高い音で歌っています。マッキントッシュ MI-200で駆動しています pic.twitter.com/wXzimUiFZa
— Irony オーディオ (@irony49371) November 4, 2022
BL L44 LANCER JBLのフルレンジで最高峰ユニットLE-8Tを搭載で
もう一つのユニットはパッシブラジエーター PR8。
60年近く前のスピーカーとは信じられないような鮮度の高い音で歌っています。
マッキントッシュ MI-200で駆動しています。
— Irony オーディオ (@irony49371) December 4, 2022
こちらはユートピア箱のローサ―の空気録音です。
これもマッキントッシュ MI-200で駆動しています。
伝説のスピーカーユニットローサは現在も生産されているんですね この空気録音はウーハーとツィーターを追加したユートピア箱エンクロージャーのスピーカーを収録したものです pic.twitter.com/FOXAOJZoiZ
— Irony オーディオ (@irony49371) December 4, 2022
横浜ホールトーンシティaltec 604B pic.twitter.com/829fRDoG9H
— Irony オーディオ (@irony49371) December 4, 2022
2022/10/28の訪問