五式七糎半戦車砲Ⅱ型と共通化して量産効果を狙った陸軍でしたが、
チト車は量産化出来ず、共通化を図ったナト砲Ⅱ型も量産出来ませんでした。
ナト砲(1型)のままなら、少しは量産では来たのかも知れません。
後方は四式中戦車量産型(キットを少し改造して図面に近づけています。)
ナト砲Ⅱ型は五式七糎半戦車砲Ⅱ型からの改造で、防楯はプラ板からの自作ですが、
副防楯の左右カバー部分は根本部分は広く先端に向かうほど絞られて細くなっています。
模型では、再現されていない事が多いのですね。
左右の上側3本は防楯前面装甲板とのリベット接合で、(裏側は次回制作)
下側5本は副防楯とスライド部分と前面装甲板の共締めの為にボルト締結となっています。

