

前半はセーラ(と父親のレーフ)が、エミリーを探し当てるストーリーでした。
セーラの語るエミリーの条件
1.エミリーって、本当に生きているようにみえる女の子なの。
2.私がお話をするとね、じっと聞いてくれるみたいにみえる、とってもお利口さんな女の子なの。
3.金髪が柔らかく肩までかかってるの。
4.帽子は花の飾りで花壇のようにみえるの。
5.瞳は灰色かかった青い色で、夢みるようにいつも私を見つめているのよ。
6.ホンの少し口を開いていて、いつもお話したそうな顔をしているのよ。
エミリーといつまでもずっと仲良くしていたいの。
エミリーだってきっと私の一番いいお友達になってくれるわ。
レーフ これだけ探してもエミリーが見つからないと・・・
エミリーは必ずロンドンに居るわ。だって私を待っていてくれる約束ですもの。
わたし、お父様と別れてひとりでロンドンで勉強をすることに決まったとき
そっと心の中でエミリーとロンドンで逢う約束をしたの、エミリーもそう私と約束してくれたの、
だから、だから、どうしてもエミリーを探さないといけないのよ。