にのあいのお話です。
BL妄想ですので、ご注意下さい。








受け損なった
雅紀の 白いミルクが 

口元から…アゴにかけて 
伝い落ちていた。


「あぁっ!カズ兄…ごめんっ!!こんな…」


大丈夫、と  視線で制し

口元を手の甲で拭いながら
ベッドを下り、流し台へと 移動した。


…名残惜しいけれど
口に残った 雅紀の味をすすぎ

顔に かかった  雅紀を洗い流す。



顔を上げると  目の前の鏡には

まだ  物足りなそうに…

瞳の奥に 熱を秘めている
自分の顔が 映っていた。

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ダメだ!

こんなの…教師の顔じゃない。



頭をブンブンと振り

何とか  気持ちを落ち着かせようと

机に置きっぱなしだった
冷めた  コーヒーを飲み込んだ。



「あの…カズ兄?  怒ってる?」


泣きそうな顔をして
雅紀が覗き込む。


「…怒ってなんかないよ」


よく考えると、健康な 高校生が 自分で…処理しないでいるっていうのは、結構 ツライんじゃないんだろうか。

オレだって…その、雅紀を想いながら、自ら処理してるワケで。


……でも、やっぱり 学校ではマズイよな…



「 雅紀…
お前が、どうしても自分で処理しないって言うんなら…家に来て良いから…」


泣きそうだった顔が
パァッと  太陽に照らされたように輝く。


「本当?!  良いの?
オレも…カズ兄の、手伝ってあげる!!」

「いや、オレは…自分で…」


言ってから  しまった、と思った。


「…ふーん?  そうなの?
オレなんか、鼻血出すほど我慢してたのに。カズ兄は自分でシてたんだね…」

「それは…」

「結局カズ兄は、オレが想ってるほど…好きじゃないんだ」

「好きじゃなきゃ、こんな事しないから。
…雅紀が、好きだよ」


言い終わる前に、ギュっと 長い腕を絡ませ…
抱きしめられた。


「クフフ…うん、知ってる」


腕の中にスッポリと収められ…
雅紀に包まれる。


「てっ…手伝って貰うだけだぞ?
…絶対 卒業までは ヤらないからな!」

「大丈夫!!分かってるって!
だけど…カズ兄が ”して欲しい”…って言ったら知らないよ?」


笑って…

軽く チュ、と 口付けられた。



今になって
胸が うるさいくらいに鳴り響く。


あれ?
もしかして…雅紀の手中に嵌ってる?


オレの 大人の余裕は
何処に行ってしまったんだろう。


授業の終わりを告げる チャイム音とともに


「じゃ、また…後で♡」


ヒラヒラと手を振りながら

スッキリとした顔で…
保健室を出て行った。





つづく?

*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

雅紀のミルクと 飲んだコーヒー…


…カフェオレ?(・∀・)
↑安定の腐り具合♡


またね~\(^o^)/


miu