中学に、S先生という女の体育の先生がいました。

短髪で眼鏡を掛けて化粧っ気もなく、あまり女らしくは見えない先生でした。

30才過ぎて独身で、三姉妹の末っ子で、私は家に残る人だと思うんだ、と言ってました。

(私の周りでは、三姉妹の末っ子はなぜかそういう人が多い。)



当時、私たちの周りでは「ヤバイ」という言葉が流行っていました。

やたらに語尾に「ぜ」を付けるのも流行っていて、何かというとみんなで面白がって「ヤバイぜ!😆」と言っていました。


そうしたら、それを見ていたS先生が言ったのです。


「女の子が『ヤバイ』なんて言うものじゃありません。」


へ? と、先生を見上げる私たち。


「じゃあ、何て言うんですか?」

「『マズイ』って言いなさい😊」


私は、基本的にまず反発しちゃうタイプですが、時々そのままストーンと物事が腑に落ちる時があります。この時もそうでした。


ヤバイって女の子が使う言葉じゃないんだ😳


それ以来、ヤバイという言葉を一度も使っていません。ずっとマズイって言ってます😊

わざとヤバ〜とかは言ったことがあるかもしれない😅


そして、S先生ってすごく可愛くて女らしい人なんだな、と思いました。


女らしさって、見た目とかそういうことじゃない。単にヤバイって言葉は使わないとか、言葉使いの問題でもなく、女らしくあろうと自分で決めた一線があるかないかなんだ。


と、中2女子の心に強く残ったのでした。


ちなみにこの時、女の子が「ぜ」なんて言うんじゃありません、とは言われなかった😅




↑で、私の言動をたしなめてくれた友人にも、


「女の子が、そんな食べながら立ち歩くものじゃないよ。座りなよ。」


と言われたりしてました。

彼女も、すごくおしとやかというよりは、活発で溌剌とした人です。

そう言えば、彼女も先生と同じSさんだった!


その当時は、ソフトクリーム🍦とかクレープとか、買ったものを歩きながら食べることに、何故か憧れがあったんですよね😅 

その時も、あっこれダメなのか、とストーンと腑に落ちて、それ以来座ってじゃないと食べられません。(これは常識の範疇か💦)


うちは、そういうことを細かく教えてくれる家じゃなかったので、こうやって教えてくれる人たちは、本当にありがたかったです。

(大人になっても、すごく色々恥をかいたので、家で教えてもらえなかったことを恨めしく思っている。)


本当は、言葉使いや立ち居振る舞いに、女だから男だからってないのかもしれないし、今のジェンダーレスの時代に、「女らしさ」ってそぐわないのかもしれませんが、私はやっぱり女らしくありたいなぁ。


何が女らしいかは、自分で決めますけどね。

(人から言われたとしても、自分が納得して受け入れたなら、それは自分で決めたこと。)