長崎県対馬
14.表八丁郭（オソロシドコロ）禁足地
天道法師（宝野上人）のお墓であり、アジールです。
自ら石積みの塔を造り、即身仏になったと云われています。
今も石積みの塔を含めた四方は禁足地であり、裸足で参らねばなりません。
写真の掲載は天道法師に却下されていますので
オソロシドコロに向かう道中と、オソロシドコロから
市街に帰る道すがらのものだけ掲載します。
１枚目の正面に映る山が龍良山（たてらさん）。
ご覧の通り車１台分の道で、後に砂利道に変わります。
この道を抜けると、２〜３台停められる駐車場があり
そこから木製の橋を渡り、緑が多い茂った細道を進むとY字路に出ます。
大きなクロアゲハが急に飛んできたかと思えば
『着いていけ。』と守護霊様。
クロアゲハはY字の左方を飛び、途中で葉に止まりました。
そっちなのね、道案内ありがとう！と
人１人がギリギリ通れる道を抜けると石の鳥居（一の鳥居）
鳥居を潜ると遥拝所があり、遥拝所の左にある山へ続く道を登れば石積みの塔です。
重要なのは！
禁足地が石積みの塔を含めた四方と云われていますが
天道法師曰く、一の鳥居を潜れば全面禁足地だそうです。
行く方も少ないと思いますが、お参りの際は
ご注意ください。
そして伝言を預かっていた私め。
ことの真相は、こうでした↓
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クロアゲハさんの道案内後、鳥居を潜り目の前には平屋の建物。
遥拝所とは知らず中を覗けば五七桐の神幕。
手を合わせて、これから御山に入らせていただきます。
そう心の中で伝えると
『禁足地と知っての狼藉か。』
なんとも低い男性の声が聞こえました。
「え！？禁足地！？ここ、禁足地なんですか！？え！？あれ？そうだっけ？すみません。靴脱ぎますね。」
ここって石積みの塔だっけ？
もっと山じゃなかったっけ？
石積みの塔が無くなって、この建物になったの？
…………？？？？
私としては神仏様や人神と喋ることは普通のことなので
天道法師と喋っているということよりも
場所を間違えたのかという疑問で脳内は既にプチパニックからのフリーズ。靴は脱ぐ段取りをしていました。
遥拝所とか、天道法師が塔からわざわざ降りてきてくれたとか頭を過らない、ちょっと感覚ズレてるタイプですw
（おかぁちゃんなら、いつも話し相手してくださってるので、この普通の人とズレてる感覚分かってくれるはず😂）
『…まぁ、よい。』
ひとまず、そのままでいい許可をいただいたので
母君からの伝言をお話ししました。
『母上にあったのか！？』と聞き返されましたが
「うん？会いましたけど…ʕʘ‿ʘʔ」
普通に会えたけど、なにか変なこと伝えたかしら私…と、またしても何かがズレてる会話。
それから、うーーん。と少し首を捻った感じで考えておられた天道法師でしたが、伝言を聞いて次第に昔のことをお話ししてくださいました。
ことの真相はこう。
天道法師は生まれつき神通力を持っていたのは事実。
９歳で奈良に赴き、３年後くらいに対馬へと還っておられます。（行基菩薩と一緒に。）
３年間は行者として、様々な宗教を学ばれたそうですが
多感な時期に都の実態を知り、幻滅したそうです。
行を終えて対馬へ帰ったけれど、対馬は韓国や中国との貿易が盛んであり、韓国への出兵も絶えずあった。
対馬守という朝廷から遣わされた防守は物理的に対馬を守る役。
天道法師は神通力を駆使して結界を創り対馬を守る役。
けれど朝廷は国を良くしようと謳う割に、韓国への出兵を辞めようとしない。
そんな朝廷に抵抗するように自分の役割を怠けた。
結界の役割以外は、人々に優しく尽力された方だと思います。
本当の平和とは、どういうことなのかを知っていた母君の復活を、ただただ願った。
ということでした。
「法師様、お気持ちはわかります。私も今の世には幻滅していますから。まともな施作なんてとっていない時代です。ですが結界を怠れば、国力が弱まることも至極当然のこと。そうなれば世の都合で母君の塔も無くなってしまうではありませんか。」
だからこそ、お力を貸してはいただけませんか？
そうお願い申し上げると、承諾してくださいました。
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基本的にクライアント様の依頼を優先にしていますが
それに伴う天命も同時に遂行します。
対馬での天命は日本全国民の、良縁、夫婦和合、母子関係の改善。各神社で祈願しています。
国民が元気であることが願いです。
万国平和、天下泰平でありますように。
対馬編お付き合いくださり感謝申し上げます。
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