こんにちはニコニコ
暖かい週末の広島です晴れ

今日は午後から広島国際会議場にて開催された

市民=障害者フォーラム 私とあなた、障害のある人が町で生活すること
障害児者問題をとらえる視点
~障害児者の生活のしづらさ調査にむけて~


というフォーラムに参加してきました。

主催はすべての障害児者と市民を結ぶひろしま県民会議です。
((社)広島県社会福祉士会事務局内)


一部は公開講座として、
広島県立大学 准教授の横須賀俊司先生が
「障害児者問題をとらえる視点~障害児者の生活のしづらさ調査に向けて~」
というテーマでの講演でした。

先生ご自身も障害者で、研究をされているようで、
実体験に基づきながらの面白い講演でした。

でも、その実体験、常識的に考えると、かなり理不尽なことを飲食店や鉄道会社から言われているようで、
私だったら「耐えられないな。」と感じることばかりでした。

また講演のなかで、障害者問題を考えるに当たって
いままでは、
「障害児者個人に問題がある。」という「個人(医学、医療)モデル」と考え方に視点がおかれ、
リハビリや医学の進歩で治らないものはない!とされてきていたようですが、

近年は、「障害児者の問題は社会のあり方にある。」と言う「社会モデル」で考えられてきているということが分かりました。

私はそれを聞かされ、ハッとしました。

障害は全快する人もいますが、しない人だって、いる訳です。
障害者の人がお風呂に入れないのは、体が動かないから入れないのではなく、
入りにくいつくりをしていたり、受け入れる側が入らせないようにしているんです。
そういう社会的障壁が問題である。と言うことを考えて見れば当たり前なのですが、
あらためて気付かされました。

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そして、二部はフロアーのディスカッションでした。
様々な障害を持った方の発言を聞き感じたのは、
障害と言っても、精神障害者、視覚障害者、聴覚障害者、と様々で、
これらの方々の全てを満足させる法律づくりや行政サービスを行うことは、本当に大変だなということです。
ですが、民間と連携をとり、
一人でも多くの障害児者の方が幸せを感じて生活できること、

そして、また別の問題として、それをサポートする家族への対応、
こういったことも考えていかなければならないのだなと思いました。

そして何より、市民ひとりひとりが障害児者へのサポートができるような意識をもてるようになることが大切だなと思いました。

以前ブログでも少し書きましたが、
支援者の方に「障害児者のことも考えて政治活動してね。」と言って頂きました。
こういう会議等を通じて、私も勉強していきたいと思っています。


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