こんにちは!
毎日蒸し暑すぎですね。
短パン無しには生活がしにくい。。
でジーンズはお休み、、、
で、
私が持っている
キャントンジーンズのシャンブレージーンズを引っ張り出しました。
と言っても、1990年代中頃のキャントンジーンズ。伝説のジーンズブランドの創業者
大石哲夫氏の息子である大石正夫氏の時代のジーンズです。いつか履こうと30年ぐらい前に買い、既にデッドで、、、持っていました。
当時の9800円は強気の一本。
で、
キャントンジーンズの歴代です。
大石貿易 大石哲夫氏
↓
X-WESTコーポレーション
↓
大石貿易 二代目 大石正夫氏
↓
豊島(株)
珍しくシャンブレータイプのジーンズで
シャンブレーは薄手の生地ですが、
なんとなく厚手のチノパン。。
リベットはついていません。
トップボタンもしっかりキャントン!
当時としてはこだわったユニバーサルジッパー
大石貿易!
日本で初めてジーンズを製造し販売した会社。キャントンジーンズから、ソルティドッグ、ビッグストーンを手掛けていました!
大石貿易は先にも書いたように
1963年、大石哲夫氏によって日本で初めてジーンズを製造販売した会社。それ以前はデニムの輸入はできませんでした。
売れまくって、ビッグジョンのマルオ被服などに協力してもらいキャントンジーンズを生産。
ソルティドッグというブラッシングデニムを用いたブランドでも製造販売していました。しかし、アメリカデニム生地のキャントン社から名前のライセンス料の交渉があり、裁判沙汰に。
結局それがきっかけでキャントンの名称は別の会社に。それと同じ時期に実はビッグジョンのマルオ被服はコーンミルズと契約しており、自社ブランドのプロトタイプを作っていました。
タイミングでマルオ被服のコーミルズと契約して大石貿易は、ビッグストーンのプロトタイプ、ノンプリシュランクを作って、その後プリシュランクのリーフボタン、シルバーボタン、カッパーボタンになっていきます。なんとなく大石貿易の大石哲夫氏は
マルオ被服の尾崎小太郎にジーンズの製造を伝手に全て乗っ取られた感があります。
あくまでビッグジョンのマルオ被服は
大石貿易の下請けだったわけですからね。
その後、
大石貿易、大石正夫氏はキャントンブランドを復活。しかしながら1990年代は、リーバイスなどのヴィンテージジーンズ一辺倒。
だから、このシャンブレーのジーンズは当時の若者には全く売れていないわけです。
当時、国産ジーンズはダサいわけです。ジーンズショップでも見かけませんでした。
リーバイスレプリカでもダサかった。。
1990年代の国産ジーンズの序列は、
ドゥニーム、エビス、フルカウント、リアルマッコイズ、ステューディオダルチザン、シルバーストーン>>>エドウィン>>ビッグジョン>ブルーウェイなど
現在、大石貿易は、
B Sユナイテッドに社名変更して
正夫氏が鬼デニムを企画し、
デニム生地メーカーのクロキとタッグを組んで製造販売しています。
正夫氏はまさにデニム界のレジェンドだと思います。
と考えて、シャンブレーのジーンズを履く事にします!👏👏👏👏
短パン10月ぐらいまで履くのかなぁ。。
いや、コレにしよう!
では!