『トゥモローワールド』 @ユナイテッドシネマとしまえん | 映画な日々。読書な日々。

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トゥモローワールド
2027年。我々人類にはすでに18年間も子供が誕生していない。このままでは、そう遠くない日、地球を引き継ぐ者はすべて地上から消え去ってしまう! 国家的事業に従事するセオは、人類の未来はおろか、自分の将来すら興味のない絶望を生きる男。しかし、彼は人類存続に関わる重要な鍵(キー)に接触する運命にあることを、まだ知らない…。[上映時間:109分]


近未来の話なので、もっと近代化した社会の映像が多いのかと思っていたのですが、思っていたのとはちょっと違いました。全体的に暗く、絶望的な雰囲気を醸し出しています。それから近未来の設定なのに、車が結構古い感じなのはちょっと気になりました。


2027年。なぜか人類が生殖機能を失い、すでに18年もの間子供が誕生せず、希望を失った世界。イギリス以外の国はすべて崩壊し、あらゆる国の難民がイギリスに押し寄せ不法侵入者が続出。そんな中、政府は国境を封鎖し不法侵入者を厳しく取締り、なんとか国家機能を維持している状態です。

エネルギー省に勤める官僚セロは、元妻ジュリアン率いる、反政府組織“FISH”に拉致されてしまいます。ジュリアンの目的は、ある移民の少女・キーを“ヒューマン・プロジェクト”という組織に引き渡すために必要な“通行証”を手に入れること。しかしキーをヒューマン・プロジェクトに送り届ける途中にジュリアンは殺されてしまいます。ジュリアンが信じたセオを信じたキーは、彼に重大な事実を打ち明け、それを知ったセロはテロや内戦が勃発する中、キーを必死で守り、本当に来るのかもわからないヒューマン・プロジェクトの”トゥモロー号”を目指します。


なぜ人類が生殖機能を失ったのか、その原因を追求するようなシーンはないので最後までわかりません。映像はどんよりと暗く、銃撃シーンが多くてSF映画という感じではありませんでした。ともかく戦争映画のように無意味にどんどん人が死んでいくんです。


セオもいい人なんだかそうでないんだか、中途半端。友人が殺されてしまった時にセオが「お前達のせいだ」と言うシーンはちょっといただけなかったですね。そう言うなら助けなきゃいいし、助けるならそんなこと言うなよ、と。そしてそう言った後も普通にキー達を助けてるしかなり矛盾を感じました。


でも話題になっている8分間の長回しの映像からくる臨場感はすごかったです。そして銃撃戦が繰り広げられる中、セオが建物に入ってキーを助け出すシーンは見所。このシーンは「命の尊さ」を強く感じられます。


本当に子供が生まれない世界になってしまったら、この映画のように秩序はなくなり、テロや内戦が勃発してしまうのかもしれないな、と思うとちょっと恐かったです。こんな絶望的な世界で生きるのは辛い。


子供は宝であり、希望なんだと感じさせてくれる映画ではあります。

でも見終わった後に消化不良な部分が沢山ありました。最初にも書いたとおり、そもそもなんで子供が生まれなくなってしまったのかがわからないし、あのラストシーンの後は結局どうするんだろう?ヒューマンプロジェクトっていったい何?という感じでした。無駄に銃撃戦のシーンが多いのと内容が中途半端なのとで正直あまり好きなタイプの映画ではなかったです。


ユナイテッドシネマとしまえんにて鑑賞


★★☆

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