和洋折衷の庭。
ここは
徳川家のお殿様が、
昭和30年代まで住んでいたという
戸定邸のお庭です。
昔は
客間からは富士山も見えました。
今は
高層マンションに半分遮られ、
その代わりというか
少し離れたところに
スカイツリーが見えます。
世界遺産をまるまる拝めないのは
とっても残念。
人のつくるものって
デリカシーに欠けるというか。
そういう時ありますね。
ここのお庭。
昔なら私のような庶民は
入れなかった。
富士山をここから眺めようとも
出来なかった。
そう思うと、偉大な歴史のなかで
ありがたい気持ちになります。
今日はフラシスターと
ランチしながらお散歩に来ました。
きれいに手入れされた芝生を眺めながら、
台風のような大きな風の音を
波音のように感じながら、
暑さの中にも心地よさのある
この空間の中で
思いのたけを語り合いました。
理想という名の
種を撒いていたのかもね。
お互い必要としていたのは、
同じフラを踊る仲間。
ただそれだけなんだよね。
不思議なつながり。
とってもありがたい。
ほんのちょっとだけ
歴史の一部になったような
素敵な空間でした。
フラに関わると、
いろんな縮図を垣間見ることがある。
フラはその人の人生と共にあるから。
フラシスター達と
しがらみなく関わっていけるためには
どうしたらいいだろう。
その理想に
少しずつ近づいている気がします。
話に夢中で
のどが渇いてしまったので
ベローチェで一服。
芝生の記憶なのか、抹茶オレ。
甘くないのがお気に入り。
どんなことも
加減を自分で選べるって
いいよね。