世の中ゴールデンウィークですね~。そんな中我が家では子ども達を連れて、次女と長男のために「アーチル」に行ってきました。
「アーチル」は仙台市の発達相談支援センターです。
就学時検診の時に、長男の先天性甲状腺機能低下症の事、3歳の時に受けた知能テストの事などから、学校側では今後の指導のために一度診断を受けてくださいと言われていました。
次女は、小学校に入学してから発達障害と思われる行動が目立ち、2年の時の担任の先生に強く勧められていました。
2月に予約の電話をして、診断の日程が決まったのは4月。とにかく予約を取るだけで大変だと聞いていたのですが、本当でした。
不登校の長女も本当は診断を受けた方がいいのかな?と思いながらも、一緒に連れて行きました。
次女、長男、私、長女と三女がそれぞれ別の部屋に案内されました。
私は数枚の書類と普段の生活の様子や、これまでに気づいたことなどを聞かれました。
次女と長男は、質問というよりは数枚のクイズやテストを受けたようです。
2月に相談した時と比べると、次女は3年になってからの担任の先生が大好きで、先生にほめて欲しいから頑張る!と、とても意欲的になっています。算数の計算、国語の音読や漢字などがとにかく「めんどうくさい」「わからない」と癇癪をおこしていたのですが、自分から進んでやることも増え、なんと「もっと勉強したいから、お母さん漢字の練習の紙作って!(小学校に入学する時に、イラレでひらがなの練習の紙を作ってあげたことを覚えていたようです)」と言われました。急に本格的なものは大変だろうと思い、百均でドリルを購入。毎日ではないけど、時々勉強しているようです。授業でも、2年の時と比べるとかなり頑張っている様子が連絡帳でうかがえました。ただ、集中力が保てない。わからないと全くやらない。という状況はまだまだ改善されていませんが、大好きな先生!というのは本当に大きいなぁと実感しました。
2年生の時の担任の先生は、今年の3月に退職された年配の先生で、教師歴も長くベテラン。でも、だからこそ理解できない時代の違いもちょっと感じていました。次女は、正直あまり好きではなかったようで、先生の名前を覚えようともしませんでした(先生すいません💦)。
私自身も小学校2年生の時の担任の先生がとても厳しくて、すぐに大きな声を出す先生だったので、学校へ行かなくなりました。だから、次女の気持ちがなんとなくわかっていました。2年生になると、勉強も難しくなり、これまでは1年生だからということでほんわかしていた学校が、急に「先輩」という立場になり、しっかりしないといけない。1年で学校生活に慣れたと思われるけど、実は結構頑張っていたりするのです。
次女は、慣れ親しんだ保育所から一人だけ別の小学校に入学。それまでは天真爛漫な保育園児だったのですが、小学校に入学してからは、泣いたり、わめいたりが増えました。保育所時代は全く心配していなかったのですが、これまで我慢していた部分(※この話はまた別の時に)が、入学と同時にあふれてしまったようです。
1年生の時の担任の先生は、若い女性の先生で、雰囲気も教え方もとても優しく、次女のことにとても一生懸命でした。不足な部分も感じましたが、次女も安心していたようです。ただ、その頃から様々な行動が問題になってきました。
夏になると、「暑い!暑い!」と、教室を抜け出し、廊下や階段の踊り場、昇降口で寝る。まるで猫のように涼を求めて抜け出す次女。先生達が何度も捜索したそうで、本当に多大なご迷惑をかけました。2年生になると、そういった事は減ったのですが、それは仲の良い友達が増えたからだとか。授業参観の時も、授業で自分ができなかったことはすっかり忘れて(笑)、友達と楽しそうに話す次女の姿を見ることができました。児童クラブでも1~2年は1人(長女は児童クラブには入れない学年だったので)だからか、「つかれた」と眠ることが多く、先生方に「何か病気ですか?よく眠るんですが。睡眠時間足りていますか?」と聞かれました。
次女は、とにかく寝ます。本当に眠くて寝る時もあるのですが、やりたくないことから逃げる時も寝ます。いつの間にか布団に入っていることもしばしば・・・。
勉強もとにかくわからない様子。でも、本当は理解していても、めんどうくさいとやらないことも多いのも確か。実際につきっきりで宿題をやっていると、すらすらと問題を解いていくこともあるのですが、一度つまづくとやる気ダウン。もう「わかんないっ!」と投げ出します。そこをなんとかなだめて、最後までできた時は「なんだ!できるじゃん!さすが~。本当はできるんだよね。でも、ちょっと疲れちゃってたんだよね。うんうん、頑張ったね~、すごいよ~。」とたくさん褒めることにしています。笑顔で「うん!」と頑張ったね!のギュ~❤️これは三女がいない時でないとできません(笑)
サポートでついていてくれている先生のことも信用しているようで、二人でいろいろな約束やご褒美を決めて、頑張っているようです。
診断の結果や今後の対応がどのようになるのかわかりませんが、次女が次女らしく、のびのびと生活できるならいいなぁと、私自身は考えています。無理強いはしたくない。でも、小学校、中学校、高校とこれからの生活のためには、本人にも頑張ってもらわないといけない。
私自身が不登校(当時は登校拒否と言われたけど)の時は、実家が商売をしているので、店の広い敷地で遊んでました。父は厳しかったけど、母に怒られた記憶はあまりありません。仕方ないと思ったのか、忙しかったのか。3年生の時には集団転校でこれまた意地悪な男の子がいて、またもや不登校。でも、あまり怒られた記憶はありません。
長女の時にも書きましたが、家は安心できる場所でありたい。
だから、たくさん褒めてあげたい。もちろん、厳しくいうこともたくさんあります。
でも、我が家でいつも私が子供たちにいうのは、
◉ゴミがあったら、ゴミ箱に入れる。
◉洋服を脱いでそのままにしない。たたむか洗濯に出す。
◉学校の準備は前の日に必ずやる。宿題も。
◉家のこと(新聞を持ってくる、靴を並べる、洗濯物をしまう、ご飯を食べる時の準備などなど、個々にできること)は、お手伝いじゃない。みんなで協力してやること。「誰かが出した!」とか「誰かが使った!」じゃなくて、片付ける時はみんなで片付ける。
などなど。
年齢に応じてできることをする。それだけです。
次女にとって、家が安心、家族が安心。そして、学校でも先生が大好き!友達が大好き!でいてくれたら、たとえ成績が悪くてもいいな。本人が一生懸命頑張ることが「できる」環境を整えてあげたい。これは、次女だけでなく、長女、長男、三女にも言えること。そのために、私は親としてできることをこれからも考えていきたいです。