ガチで50時間カロリーを摂っていないのだ
午前中の事だった…
コンコン
誰もいない団体事務所に来客…
OBの会員であった。
午後から全体会議で俺も移動するのでバタバタと応じる。
MASA「……ゔぁ
」
カロリーを全く摂っていないので身体も動かず、頭も働かず…。
そして頭痛が凄い
会員「……ｯｯｯｯｯ！！！会長のこと…残念でなりませぇぇえん！！！」
MASA「ほ〜ん
(ほじぼし)」
つまらない話であった。
会員「会長とはさぁ…よく若いころはお世話になって…」
会員「まだ早いよ………ｯｯｯｯ！」
会員「俺が◯◯で困ってた時も一番親身になってなぁ…◯◯先生と取り合ってくれたり…」
MASA「ええ！ハァァァ〜！！！ハァァァァ
」
しかしマサの目は血走り。姿勢は前のめりだった。
そう…
会員の手に紙袋があるのだ
明らかに手土産なのだ
クッキーか…
煎餅か…
チョッコレートか
ドーナツだったら……
ドーナツだったら俺どうなっちゃうんだああぁああぁぁぁぁぁぁ
会員「そんでなぁ〜！！！あの時は〜！！！」
MASA「ふんふんふん！！！
」
会員「最後に一言感謝伝えたかった…ｯｸ…」
MASA「ええ！ええ！ホイホイホイホイ」
会員「ああ！そうだよぉ！アレまだ会長とボクがさ〜！」
MASA「いやもう帰れよ」
そんなくだりを繰り返したあと…
ついにその時が来た…
会員「悪いね邪魔しちゃって。コレ事務所の皆さんでね。」
MASA「ああぁあああありがとう……ｯｯｯｯｯありがとうございますッ」
ガッチリと握手を交わした。
そして………
MASA「ホワァァァァァアアアアアアヮァア」
ビリビリと袋を開けて中身を食らいついた。
マジで空腹って恐ろしいものでね。
包みをバリバリ引き裂く姿は野獣だった。
MASA「ｴﾍ………ｴﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍ」
狂った頭の俺の眼前に飛び込んできた中身は………
香ばしい…とても香ばしい…
お茶っ葉だった
もうムリ。