　こんにちわ～

　台風10号ヤバいですね、私の住んでいる所はまだ雨は降ってませんが、今日には降る予報です、しかもそれは台風本体じゃないので、さらにこれから台風が来るのかと思うと戦々恐々です、備えは万全を期しておきたいです

　さてそんな戦々恐々としながらも、ブログ更新したいと思います、今日は幼馴染の君　第10話です、なんだかんだで10話まで来ました、我ながらよく続けた思いますｗ

　でわご覧ください。

　歓楽都市にて（悩み）

　ユールモアのキャバレービーハイブで私は踊っていた、ちょっとセクシーなビスチェを身にまとい歌姫の歌に合わせた踊りを披露し終わると、観客から沢山の拍手と声援が送られた、ありがとううう！！私が舞台から降り、ふぅーと息を吐いていると、お前何やってるんだ・・・聞き覚えのある声、幼馴染がこちらを冷めた目で見ていた、げっ！！何でここに！！私は思わず叫んでいた、何でも何も・・・冒険に決まっているだろう、忘れてたーーー彼が第一世界の冒険に絡んでいること、私はしどろもどろに言い訳を始める、いやこれはそのなんだ、キャバレーの売り上げ貢献で頼まれて・・・彼はふうんと疑いの目を向ける、闇の戦士様がねぇ・・・いやいや、君だって闇の戦士だろう、僕は、ほらここを盛り上げる案件もあったから・・・それ当の昔に終わった案件じゃねえの、するどい・・・、本当は？・・・本当は遊びに来たついでに、踊り披露して飲み代ただにしようかなと・・・彼は、今は金持ちの癖に、その辺昔からシビアだよなと笑う、貧乏だったころ、誰かさんが毎日ご飯食べに来たせいで、食費が膨らんて大変だったからね！！へ～誰がそんなことしたの？君だよ！！そうだっけ？そうだよ！！まあまあ、そう怒らずに、ただにしてもらったんだろう？うんまあね・・・、さすがだな、あの・・・ええとこのことは血盟には内緒にしてもらえる？今度新式装備作ってあげるから、別に装備をもらわなくとも血盟には内緒にしといてやるよ、お願いします、でも装備は送るからね・・・はいはいありがとうございます、いやそれにしても良い目の保養だった、彼は私の恰好をニヤニヤして見ながらそう言う、・・・このスケベ！！、そんな恰好で踊るからだと笑った、着替えて彼と一緒にカウンターバーで飲み始める、私はコクリと琥珀色のお酒を飲む、カランと氷の解ける音がした、あの娘は素直で一生懸命な良い娘だからね、だよな、彼もコクリと琥珀色のお酒を飲む、あの娘とは光の巫女、ここの地下に閉じ込められてたのかと思うと気の毒でな、でもいい娘に育った、彼のおかげ、彼は良いお父さんだよ、私は、見かけは女の子大好きだけど、本当はまじめで一途な彼を思い浮かべる、そうだなぁ、あの娘の前では背中で物を言うタイプだよな、出会った時とはまるで違うな、出会った頃は軽いのりで女の子大好きな感じだったけど、あれは、偽装でしょ血盟の盟主だった彼女との距離を測るためのね、なんて分かったふりしてるけど、これは血盟メンバーの同族のお姉さんから聞いた話なんだよね、ああ俺も同じ話を聞いたな、でも盟主の彼女とも二度と会えないのかと思うと複雑な気持ちだ、うん、僕もそんな気持ちを抱いたよ、でも、あれは、あの三人が納得して歩んだ道だから、だよな、でもあれから、彼の光の巫女を護るという気持ちは、よりいっそう強くなった気がするよ、そうだね、彼の護りたいという気持ちの強さが、彼女への愛情の強さ何だろうね、あーあいいな、お父さんか、どうした急に、ヌンは元気かなと思ってさ、お前手紙とか書かないもんな、だって君に行く先知られるの嫌だったし、書きたくても書けなかったの、君だってたまにしか書いてないだろ、それは気を使えわせて申し訳ありませんでしたねお姉さま、確かにたまにしか書いてないけど、安心しろ元気だから、この前手紙が届いたんだよ、お前と上手くやっているかってさ、えっ！！そうなんだ、ずるい何で僕に書かないのよ、あっ僕が君と再会したよとお母さんには手紙書いたけど、ヌンにはその手紙で元気だからって伝えてねってとしか書いてないからかなあ、なるほどそれで俺に手紙寄こしたのか、何か落ち込んでたぞ、俺に手紙なかったって、ええそんなつもりじゃなかったのに、ちょっと書きづらかったんだよ、ヌンにも君と同じように護ってやるからここにいなさいって言われたからさ、お前は俺達異母兄弟姉妹の中でヌンの一番のお気に入りだったからな、そうなの？君じゃないの？、どう考えたって俺じゃないだろ、ヌンが護ってやるなんて言ったのお前くらいなもんだろ、そう？みんな等しく護られてたじゃない、そう言う意味の護りたいじゃないんだけど・・・はあどうすればいいんだ俺は・・・・、どうしたの？急にため息ついて、うん？ああ悪い気にするな、話変えるか、そういえば、軽いのりだった頃の彼にお前も口説かれたのか？僕？僕はそれこそ、駆け出し冒険者の頃のリリラお嬢様の案件からずっと知り合いだけど、口説かれたことは無いよ、女として見てないんじゃないかと笑う、彼は、ホッとした様子で、そうかと安堵しているようだ、ふふふお姉様のことが心配かな？まあね、変なのに義理の兄になられても困るからな、それはお互い様だろ、君も変な人連れてこないでよ、君だって血盟メンバーの同族のお姉様とはリムサロミンサの案件からずっと知り合いだろ、それに双子の妹だってとニヤつく、俺は、あのお姉様口説く度胸なんてないよ、だろうね、美人なのにもったいないよねと二人で余計なお世話を焼く、双子の妹はお前だって仲いいだろう、僕は同性だもの、君とは違うよ、あの娘にだってそのうち誰か現れるよ、というか、あの二人はあれだろ、暁で一番有名な光の戦士でヒューランの彼がいるじゃないか、ああそうか彼がいたか・・・大体俺は・・・はあーどうすればいいんだ迷う・・・本当に何？さっきから一人でため息ついて、悩み事、相談のるよ、・・・こればっかりは相談出来ないな・・・解決には何かきっかけが必要だな・・・ふうん、悩みすぎは良くないよ、君、若いのに頭禿げちゃうよ、・・・ああ分かってるよ、心配してくれてありがとう・・・おおおい！！揶揄ったのに全然反応がない！！本当に大丈夫か！？・・・その後も彼を揶揄ってみたが同じ調子で彼はずっとどこか上の空で考え事、いったいこれは！？彼に何の悩みがあるのだろうか、逆に心配になってしまった。

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幼馴染の君 第10話

幼馴染の君第10話