昨日仲間と呑んだのですが、その中に初対面の方がいました。


作曲家として、ドラマの音楽をつくったり、自分でもレーベルを

持って、作品をリリースされている方でした。(大木さん:仮名)


音楽業界で飯を食っていく大変さについては、色々な人を見て

よく知っている私は、大木さんはさぞ素晴らしい経歴の持ち主

であろうと思い、色々と伺ってみました。



すると驚いたことに、30歳まで普通のサラリーマンをやっていて

ある日、作曲家になることを思いついて、会社を辞めたとのこと

でした。



しかも、音楽の勉強をしたことがなく、楽器もギターのコードを

弾く程度。バンドはやっていたが、ボーカルだったそうです。


普通、作曲家と言われる様な人は、小さい頃から英才教育を受け

音大へ進み、コンクールで優勝!、海外で修行をして・・・、みたい

な経歴の人が多いですよね。


そんな厳しい業界へ、徒手空拳で挑んでいったガッツに畏敬の念

を抱きました。



普通の人間だったら、まず、始める前に諦めていますよね。


大木さんは、そのポイントが、普通の人と感覚が違ったのでしょう。


昨日のブログで、色々な方々からコメントを頂き、



夢を描いて、夢を諦めないで生きていくことの素晴らしさ



について、再認識しましたが、まさにそれを自ら実践している大木さんに

昨日会えたのは、何かの縁を感じてしまいます。


人間だったら、誰でも夢は描くでしょう。

しかし、世の中はその夢を諦めさせようとして動いていきます。



「お前にはできない。無理だ!

           もっと凄い才能を持った奴はたくさんいる」


毎日、毎日、耳元で悪魔がささやきます。

その悪魔の誘惑に負けて、皆自信をなくして夢を諦めてしまうんでしょう。


ター君の現状を考えると、野球を続けていってもあまりいいことが無い

だろうと思わざるを得ない事実は無数にありますし、悪魔がささやく

以前に、生身の人間から「ダメ出し」をされたことが何度もあります。


しかし、そんな言葉には惑わされず、一生懸命やっていけば、きっと

雲間から光が差してくることと思います。


私は、傍らでそれを見守っていきたいと思っています。



できない理由について納得する前に、

                自分を信じて出来る可能性にかけろ!