野球小僧


5月1日(日)は、ター君の先輩ヨシ君が出場する

中学野球地区大会予選決勝戦があるので、チームの

有志で応援に出かけました。

ヨシ君の弟はター君のチームメイト。

1学年下だが、抜群のセンスでショートを守っている。

 

この試合は、全国中学校軟式野球大会(全中)に繋がる

大切な試合です。

中学の野球事情については「野球小僧中学野球特別号」

で情報収集済みだ。

試合前、大事な試合ということで緊張感が高まっている。

 

対戦相手の練習の時、ホームと110mの外野フェンス前

でキャッチボールをしている選手(上着なし)を発見。

 

「なんだあの選手達、余裕で100m以上投げてるぞ!」

 

これはやばいぞ!と思ったが、その選手は試合には

出てこなかった。

OBを使ったはったりだったのか?

野球の世界は良く判らないことが多い。

 

ヨシ君は9番センターで先発出場。

試合は緊迫した投手戦となった。

 

中学野球は点が入らないとの情報を得ていたがその通り、

高いレベルになると守備も完璧で隙がない。

いい当たりも外野を脅かすまではいかず、ヒットは詰まった

ポテンヒットが多い。

 

ヨシ君のチームが2対0とリードした最終回。

捨て身の追い上げに合い、1点差に詰め寄られたが

何とか振り切って試合終了。

地区大会優勝を決めた。

しかし、物語は始まったばかり、これから全中までの

道のりは遠い。

 

この日のヨシ君は、2打数ヒットなし、1犠打でした。

バントは初球を見事に決めました。

 

さて、応援に来た選手達は、試合前のキャッチボール

フリーバッティング、シートノックを見ることができました。

プロ野球を見るより何倍も参考になります。

試合中、集中して見ているのはやはりレギュラー定着組。

ター君は集中力が続かず、関係ない方を向いていること

が多い。(コーチの印象が悪い!)

 

ちょっと試合で打てたからといって

 

人間そう簡単には変わらないものだ。

 

我々親子の道のりも遠い。

 

PS:帰ってきたから公園でキャッチボールをやった。

   二本指で握る様にはなったが、まだ回転がカーブ。

   その日によって、フォーム、球質が全く違う。

   早く安定したキャッチボールが出来る様になって 

   もらいたい。


著者: NoData
タイトル: 野球小僧 (No.14)