今日は、ジュニアチームが試合だったので、午前中応援

に行きました。(残念ながら負けました)

 

その後、午後から高学年チームの全体練習。

現在中2の先輩がコーチに加わって練習を手伝ってくれた。

 

近い距離での素早いキャッチボールの練習を行った。

相手の利き腕の胸目掛けて投げて、捕ったらすぐに

ステップして肘を上げて素早く投げる。

 

スピードを上げると正確なキャッチボールができなく

なってしまう。

やはり、キャッチボールは基本中の基本だ。

 

キャッチボールの後は、ノックを行った。

 

サードの位置にノックして、捕ったらファーストに投げる。

サードは投げたら、ファーストに向かって走る。

ファーストも捕ったら、サードの向かって走る。

という絶えず循環しかながら行うノックだ。

 

このノックは、ぼけっとしている暇を奪う意味で効率が良い。

最後、ファーストにいい球が行ったら上がりにした。

 

ター君は、続々と上がっていく選手の塊にまぎれて、上がっていい

と言われていないのに、上がってきて知らん顔していた。

 

「上がっていいって誰が言った!」と言って元に戻した。

 

結局今日も、ラスイチになってしまったが、不貞腐れないいで、

元気良くやって上がってきた。

全くゲンキンな奴である。

とりあえずしらばっくれて、見つかったら仕方ないという戦法だ。

 

ふと昔、実家で飼っていた犬「ゴン」のことを思い出した。

「ゴン」は散歩が大好きだった。家の周りのコースを一周してきて、

玄関に戻ってくると、玄関に気づかないフリをして、知らん顔で

通り過ぎようとするのである。「おい、もう散歩は終わりだ」

と言って紐を引っ張ると「ばれたか」という顔をして、

すぐに玄関から自分の小屋へと直行するのである。

毎日、とりあえずやってみるのである。変わった犬だった。

 

トスバッティングの練習の時は、素振りの成果をみせたかったのか

かなり気合を入れてやっていた。

確かに以前より鋭い打球がネットをゆらしていた。

 

最後にバント練習で上がった。

 

 

怒りが爆発したのは、野球ではないのです。

 

人目もはばからず怒鳴った場所は本屋からの帰り道でした。

 

以前にもブログに書きましたが、ター君との決まりごとで、

団地の外周を50周するごとに、漫画を一冊購入する権利を

与えるという約束がある。

 

このところは「ドカベン:スーパースターズ篇」を集めている。

もう先週から1冊購入の権利を得ているター君は、書店に

行きたいのだが、近所の書店には置いていないので、週末

別の書店へ連れて行ってあげたがそこにも無かった。

 

今日練習が終わったら、この辺りで一番大きな書店に連れて

行ってあげると約束していたので、自転車で直行した。

 

なんと、その書店には、欲しい3巻だけなくて、後の巻は

全て揃って棚に並んでいた。

 

「ちくしょう!最悪だ」

 

とター君は言って、その場でうな垂れて動かなくなった。

引っ張る様にして連れて帰る道でも、ずっと落ち込んだ

顔をしていた。

買いたいものが無かったときは、素早くあきらめて

気持ちを切り替える。ということは、以前からの約束

ごとのひとつだった、

 

その約束もわすれて不貞腐れていたので、いつに怒りが

爆発した。

 

「お前がそんな態度をすると、誰かが同情して

         ドカベンの3巻を持ってきてくれるのか!」

             ドカベン

 

天下の往来で大声を出したので、通行人が振り向いていた。

 

もう5年生にもなっているので、あまり頭から怒ったりしては

いけないとは思っているんですが、つい・・・。

 

私が何故こんなことで逆上するかというと、

 

自分に一番似ているところだからです。

 

私も切り替えがすごく下手で、いつまでもうじうじしているタイプ

で、そんな自分の欠点を見ている様で嫌なのである。

 

だいたい、似て欲しくないところを子供は受け継ぐもんですね。

これも「利己的な遺伝子」の成せる技なのか?