リウマチの歴史 | 塞翁が鹿
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病気で歩けなくなりましたが、『人間万事塞翁が馬』ということわざのように、これを人生のプラスの経験ととらえて頑張って行こうと思っています。(*^^*)

リウマチの治療の歴史はよく見かけますが、リウマチの歴史はあまり知りませんでした。

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関節リウマチ   (滋賀医科大学)

リウマチの歴史

Hippocrates
(P BC460〜BC377、「古代ギリシアの医聖 )
が使っていた「rheuma(流れ)という用語は、関節をおかす疾患の総称として使わっていた。

当時の人々は脳から体液が下のほうに流れ、うっ滞すると腫脹や発赤をきたすと考えられており、体の中の悪い液体が疾患を引き起こしているという考えに基づいたものである言われている。

 しかしHippocrates文献には、関節疾患の記載があるが、当時のヨーロッパには「関節リウマチ はなく、コロンブス以後にヨーロッパにもとらされたとされている。 

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関節リウマチは、もともとアメリカ大陸の風土病で、コロンブスのアメリカ大陸発見後、ヨーロッパ大陸に拡がった可能性がある。

今日でも慢性関節リウマチの有病率が世界一高いのはアルゼンチンであり、
人口の約4%。
ルーベンス、ルノワールやモーツァルトの妻コンスタンツェも関節リウマチを患っていた。

Felix Hoffmann(P ドイツバイエル社)の父も重篤なリウマチを患っていたので、親孝行のHoffmannはアスピリンを開発した。




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リウマチ学 ( Wikipedia より)


古代

膠原病の証拠を残す最古のものが、アメリカ・テネシー川近くで発掘された紀元前4500年ころのインディアンの人骨に残されている。
このインディアンは、関節リウマチにかかっていたと考えられている。

紀元前500年ころすでにヤナギの木の皮から得られる成分「サリチン」が発見され痛み止めとして使用されていたらしい。
このサリチンはのちに19世紀後半に、化学者によりアセチルサリチル酸(アスピリン)に合成され、1世紀以上にわたって鎮痛薬の主役を務めることになる。

紀元前400年ころ、ヒポクラテスの文献には関節疾患の記載がある。紀元前50年ころに活躍したユリウス・カエサルは関節炎にかかっていたと考えられている。


中世

「リウマチ」という言葉はヨーロッパで古来より関節をおかす疾患を総称していて、現在ではリウマチ熱や関節リウマチといった疾患等の名前に残っている。

ルネッサンスを迎えると、Guillaume Baillou(1558年 - 1616年)は初めてリウマチが全身の筋・骨格の症候であると述べた。
痛風は古来他の関節炎とわけて語られることはなかったが、トーマス・シデナム (Thomas Sydenham) がはじめて痛風とリウマチ熱とをわけて記載した。
さらには慢性化するリウマチ熱があると述べており、これは現在の関節リウマチに相当すると考えられている。
15世紀後半ころには、キナの皮から得られるキニーネがリウマチの治療に用いられ始め、現在の欧米でのヒドロキシクロロキンの使用につながる。
また、16世紀からはヤナギの木の皮からえられるサリチル酸がリウマチの治療に用いられ始めた。


近代

関節リウマチをはじめて明確に記載したのは1800年のことで、サルペトリエール病院のAugustin-Jacob Landre-Beauvaisの論文においてである。
リウマチ熱 (rheumatic fever) の用語を初めて用いたのはDavid Dundasで、1808年のことである。

全身性エリテマトーデスによると思われる皮疹を最初に記載したのはFerdinand von Hebraである(1845年)。

強皮症の名称は、1847年Elie Gintracによって初めて用いられた。
同じ1847年にはAlfred B. Garrodが痛風患者から尿酸を検出する方法を確立した。

また、関節リウマチ (Rheumatoid arthritis) という言葉を最初に用いたのもGarrodで、1858年のことである。

1862年にはMaurice Raynaudがレイノー現象を報告している。

1866年にアドルフ・クスマウル (Adolf Kussmaul) とRudolf Maierは剖検例をおかしていた新たな疾患に対して結節性動脈周囲炎なる疾患名を冠した。

1886年にはErnst L. Wagnerが多発性筋炎の用語をはじめて使用した。

皮膚筋炎は、1891年にHeinrich Unverrichtが記載している。
全身性エリテマトーデスの内臓病変を最初に記載したのはウイリアム・オスラーで、このときは "exudative erythema" という名称がもちいられていた。

また1899年にドイツの製薬会社バイエルからアスピリンが発売され、薬物治療が始まった。


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え!!!(゜ロ゜ノ)ノ

リウマチって、アメリカ大陸の風土病 だったかもしれないの?
ヨーロッパにはリウマチがなかったの?

(この事はあまり他に情報が見つからないのですが、詳しくご存知の方おられますか?)

そうだとしたら、おのれ コロンブスめ  (´д`|||)
ついでに コロンブス のことを検索してみましたが、残虐非道なヤバいヤツですね。



風土病だとすれば、
感染症や食べ物や土地の有害物質など、  絶対何か 原因があるはずですよね。
なんだろう?
原因がわかれば、根本的な解決法がわかるのにな・・・。

インディアン、体が強そうなのになぜリウマチだったのかな?


それから、世界的にアルゼンチンがリウマチ罹患率多いんですね。
メキシコも。
(藤田紘一郎先生の本に、「メキシコ人は食物線維の摂取量が多くうんちも多い。自殺率が低い。  」
って書いてあったので、腸内環境は良いはずなんだけどなあ・・・。)
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 アルゼンチン・メキシコ市場:関節リウマチ 2016 | 
 ACCESS & REIMBURSEMENT
2016年4月発刊


関節リウマチ(RA)は、アルゼンチン人とメキシコ人の大多数が罹患し、多くの場合高額な生物製剤の使用が必要である。

リウマチ専門医には処方可能な薬剤の選択肢が複数あるが、保険適用は各医療制度で細分化され、公的機関では高額なRA薬のアクセスは制限される場合が多い。

過密化する市場に、一連のバイオシミラーと共に新薬が最近上市済み又は上市間近で、既存薬に新しい課題を生み出している。

一方でリウマチ専門医が既存生物製剤に長い処方経験があることが、特に初期治療で新規分子標的薬を処方する際の障壁になり、TNF-α阻害剤抵抗性患者を巡る競争を強いられる。

新薬は、競合が熾烈化する市場及び臨床ニーズの充足と予算の両立を試みるそれぞれの国に立向かう。

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リウマチ治療薬は世界的にすごい市場なんですね。(>_<)
世界中にリウマチ患者は4~7千万人?だとか。
日本は70~80万人だってさ。
高額の生物学的製剤や、JAK阻害剤やら、バイオシミラーやら、いろんな会社がどんどん作るわけですよね。
こんなに儲かるんなら、根本的な原因を探り完治させる気は、製薬会社とかには無さそうですよね・・・。

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アルゼンチンと、メキシコと、
インディアンと、

地域や気候や食生活とかの共通点がなにかあるかな?


逆に、リウマチ患者が少ない国ってどこだろう?

あと、日本のリウマチの最古の記録はいつなんだろう?

リウマチの主治医に聞いてみようかな?