太平洋戦争の小説は多々読みましたが
これほど迫ってくるものは初めてな感じでした。

描写がハンパない。
きっと生き残った方への綿密な取材が成せる業なのだろう。

○○中隊、総員844名中戦死800名。
○○小隊、総員121名中戦死120名。
などなど。
とんでもない死亡率です。。。

改めて、いま自分がのほほんと生きている現状に溜息が出ました。
もちろん命の危機を常に感じて生きる必要はないが、もう少し緊張感を持ちたいとも思う。

緊張感がなければ、人間は堕落するだけだから。