椿山課長の七日間
あっという間に7月も終わり、8月。
こんにちは、折井あゆみです
なんと、ドラマや映画化もされた浅田次郎さんの人気小説『椿山課長の七日間』のオーディオブックに参加させて頂きました！
『椿山課長の七日間』とは
働き盛りの46歳で突然死した椿山和昭は、家族に別れを告げるために、美女の肉体を借りて七日間だけ“現世”に舞い戻った！
そこで初めて知らされる家族の秘密、親子の絆、捧げ尽くす無償の愛、人と人との不思議な縁とは？
「死後の世界」を涙と笑いに包んで描き上げて、朝日新聞夕刊連載中から大反響を呼び、「死ぬのが怖くなくなりました」というファンレターが殺到した感動の長編小説です。
収録したのは5月。待ちに待ったリリース！
映画版では、西田敏行さんが伊東美咲さんに。
ドラマ版では、船越英一郎さんが石原さとみさんに。
そしてこのオーディオブックでは、声優の大川透さんからバトンを受け取り、現世に戻ってきた姿、和山椿役を私が演じさせて頂きました。
お話を頂いた時は大変光栄に思いました。
以前『論理と感性は相反しない』という小説のオーディオブックを朗読させて頂いた際にお世話になった方々と、久々にまたご一緒できる事もあったからです。
今回頂いた役は、中身はおじさん、外見は美人スタイリスト。老舗百貨店の課長であり、父であり夫であり…と女の私が演じるには非常に難しい役でした
ですが、小説を読み終わった際には、涙しながら、なんて素敵な役を頂けたんだろうと感激しました！
流石浅田次郎さん！流石人気小説！
しっかり演れよ私！！
と、自分を鼓舞しながらスタジオに向かいました。
コメディ要素もたっぷりある作品だったので、色んなアプローチでお芝居をし「ちょっとやりすぎです」と止められたりしながら、和山椿のたった数日の旅を誠心誠意生きました。
収録は他のキャスト、ナレーションの方達とは別録りだったので、完全に一人旅でした。
皆さんとの温度感、距離感は大丈夫だろうかと気にしていましたが、
先日作品になる一歩手前のものを聴かせて頂き、思わずガッツポーズをしてしまいました
良い作品になったと思います！自信を持ってお届けできる作品を創る事ができました
安堵と共に、とても嬉しくてスキップしたい気分でした
オーディオブックは、通勤通学、就寝前など手軽に取り入れられます！
「小説読みたいけど、一冊読み切るのなかなか大変…」と思ってる方にはぴったりですよ！
ただの朗読ではありません！そのシュチュエーションに合わせた効果音が入っていたりと、普通に小説を読むよりも臨場感が味わえます
そうそう、元SKE48で声優としてご活躍の秦佐和子さんとも初共演でした！
次のステージで48グループのメンバーとご一緒できるのは、私にとってとても嬉しい事
『椿山課長の七日間』
是非こちらからダウンロードして聴いてみて下さいね
そして8月は会える機会があります
8/4には東京タワーでClub333 Night view DJ
そして8/18にはココネリホール3F（東京都練馬区練馬1-17-1）にて、
映画「マンゴーと赤い車椅子」の上映会が決定しました。
13:00開場、13:30～15:10上映、15:15～16:00トークショーです。
私も監督と共にトークショーに参加致します。なんと入場無料
車椅子席も設けてあります。
車椅子席も設けてあります。夏の思い出、一緒に作りましょう
＊＊＊
先日、私の誕生日会をしてもらい、地元長野の高校時代からの親友が祝いに来てくれました。
出会ったのは16歳。それから16年。
せーので見せ合った模試の結果、お互い志望校がE判定で震えた事。
浪人して、死ぬ程勉強頑張ってた事。翌年医学部に合格した事。
卒業試験と国家試験を控え、珍しく弱った声で電話をかけてきた事。
東京の大学病院で研修医になるって連絡くれた事。その年の3月、上京したばっかりで友達いなかった君の誕生日を、私の友達集めて祝った事。
初任給で焼肉ご馳走してくれた事。
私が舞台の本番直前に怪我をして、現場に止血しに来てくれた事。
今じゃ立派なお医者さん。
凄いなと思う。
「もうあなたの知ってる俺じゃないよ」って悪戯っぽく笑っていた。
「そうかもね。でも私は、ずっと君の知ってる私のままだよ」って返したら、
「そうだね、ずっと変わらないよ」ってまた笑っていた。
「ヤバイ！！！E判定だよ、俺本当に医者になれるのかな」
「なれるよ！私は絶対東京に行って芸能界入るから、絶対君はお医者さんになるんだよ！」
長野の田舎で、夢と希望に溢れてそんな話をした日々が懐かしい。
有言実行、努力で掴んだね。
今じゃ一年に一回くらいしか顔を合わせないけど、影ながら応援しています。まだまだ先の長い人生だから、今よりもっともっと幸せになってもらいたいと思う。君の事を大切に思ってくれる女の子とも出会ってね！
その友人以外にも、上京して芸能界で出会い、10年近く寄り添ってくれた親友が誕生日会に集まってくれました。
みんなに沢山迷惑かけてきたなぁ。
私、おせっかいだからさー、今まで煩わしい思いもさせてきただろうね…。
でも、私を諦めずにいてくれてありがとう。必要だと思ってくれてありがとう。
そんな風に色々振り返った誕生日会。
誕生日って、自分の為のものじゃないかもね。
大切な人を思い出す日だ。
もし「優しいね」って言われたら
「あなただからだよ」って答えたい。
もしかしたらこの先、私がみんなを傷付ける日が来るかもしれない。その時はちゃんと謝るから、最後まで話を聞いてほしい。
その逆があったとしても、私、きっと許すから。
悲しい事があった時は、「実はさ…」って過ぎた話を聞くんじゃなくて、肩を貸すのは私でありたい。
一緒にいられるのは当たり前じゃないってちゃんと知ってる。偶然の出会いが、運命だって思ってもらえるような関係になれたら、素敵だね。
今年の夏もあと一ヶ月。
夏の終わりを思うと切なくなるのは何でだろう。
では、また次のブログで！
折井あゆみ最新情報
●8/4(金)19:30〜21:00
東京タワー大展望台1F
Club333 Night view DJ出演
●9月15日〜24日 CBGK シブゲキ‼︎
舞台「THRee'S スリーズ」出演決定
●11月8日〜12日 俳優座劇場
舞台「ヘルプマン！」出演決定
