『日本の冬⛄はほとんどの地域で、砂漠🐪🐫より乾燥している☆』


『万葉集の歌人、
 柿本人麻呂には別名がある。
 平安時代に入ったころから、
 「人丸(ひとまる)」と呼ばれることが多くなった。
 
 国文学者の吉海直人さんが、
 人丸でなければならない事情があった
 と著書『暮らしの古典歳時記』に書いている。
 「火止まる」との語呂合わせが世に広まり、
 防火の神さまとして担ぎ出されたからだという。
 いわゆる人丸神社は全国に200以上もある。
 
 家内安全の願いに火よけを込める時節になった。
 冬は空気が乾燥し、
 わずかな火がたちまち燃え広がる。
 すでに全国各地で痛ましい火災が続発している。
 
 気温に同じく、
 湿度の急降下が著しい。
 空気に含まれる水蒸気量は夏の3分の1ほどまでに減る。
 日本気象協会のホームページによると、
 <日本の冬はほとんどの地域で、
  砂漠より乾燥している>とのこと。
 近年の出火原因はガスコンロやストーブに加えて、
 電気製品が目立ってきた。
 電池の過熱や火花が飛ぶなどの不具合に注意を傾けたい。
 
 <ながながし夜をひとりかもねむ>。
 百人一首にある防火の神の和歌の一節が思い浮かぶ。
 火の元への不断の注意あっての、
 お休みなさいだろう。』



これは、
2024年(令和6年)12月6日(金曜日)の
讀賣新聞『編集手帳』欄の記事です。



「火の用心マッチ一本火事🔥のもと」

あの夜回りの掛け声🌟

聞こえてきそうです。。。😅





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