『結局はね、優しささえあれば、いいとは思う☺️☆』


『古代ギリシャの哲学者アリストテレスは
 「悲しい時は悲しい音楽を聴くことが心を癒やす」と考えた。
 対して同じくギリシャの数学者ピュタゴラスは
 「心がつらい時には明るい曲がいい」と唱えている。
 
 NHK紅白歌合戦に歌手のこっちのけんとさんが出場する。
 歌を聴いて相反する二つの説を思い浮かべた。
 ヒット曲『はいよろこんで』は悲しくも明るい。
 
 中高生新聞にインタビューが載った。
 生きづらさを抱える人たちへの思いを込めた曲だという。
 ♪ギリギリダンスと歌う直前に口ずさむモールス信号はSOS。
 だれかに頼っていいよ、
 というメッセージだ。
 
 小学生の頃は活発な兄と弟に比べて、
 ぜんそく持ちで動けない自分に劣等感を抱いていた。
 大学時代にはアカペラサークルで全国優勝し、
 歌手になりたいと願うも民間企業に就職した。
 だが、
 精神的な無理がたたってうつ病を発症し、
 1年で倒れた。
 
 曲のイントロにも凝った仕込みがある。
 謎の言葉を逆再生すると、
 「結局はね、
  優しささえあれば、
  いいとは思う」と聞こえるとか。
 年末もぎりぎりのところで、
 ぎりぎりの心を助けてもらえそうである。』



これは、
2024年(令和6年)12月7日(土曜日)の
讀賣新聞『編集手帳』欄に記事です。



結局はね、優しささえあれば、いいとは思う☺️

そうかも知れませんね😅





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