一週間フレンズ。【2回目】

2017/02/23@富士見
監督 村上正典

1.藤宮香織こと川口春奈の魅力

2.長谷祐樹こと山崎賢人の魅力

3.男として一人の女子を想い続けて成長した喜びを共有したい

 

もう一度藤宮香織に会いたくて2回目の鑑賞。何がよいって上に張り付けたこの笑顔です!冒頭、拾った本を長谷君に投げるシーンですが、この笑顔になる理由がわからない、でもかわいい。まだ物語が始まっていないのでこの時点で藤宮が長谷君を認識していた可能性は1%。なのに人助けをしただけでこの笑顔。間違って100点満点の笑顔を出してしまったとしか思えない。あまりに可愛すぎて物語的には間違っている気がしますが、この笑顔に長谷祐樹は惚れたのでしょうね。
 
 未完の大器、川口春奈の魅力をここまで引き出した作品に出会ったことがない。困り顔の天才、川口春奈がこれでもかと困り顔を連発してくるので卒倒しそう。今まで陰ながら応援してきた彼女にもやっと代表作ができました。
 
 もう一つ、三枚目を見事に演じきった山崎賢人。ひょうきんという言葉がぴったりくる、何度断られても友達になりたいドMな長谷祐樹がとても魅力的。
 
 見よ、この腰の引き!「友達になってください。」と頼む姿は常に腰が引けたモテない仕草、ダメっぷりが匂い立つじゃないですか。ドSばかりやってきたが、どうもしっくりこない彼にいら立ちを覚えていたけれど、この映画の山崎賢人はかっこ悪い、だけど血が通っていて情熱的、愛されるべきいい男なんです。だから応援したくなる。ふられたというより藤宮の幸せのために自ら身を引いたところも良いし、だからといって安易に幼馴染みの告白にものらなかったのがえらい。一途な彼は素敵だ。
 
「最後に君に何か伝えたくて、さよなら代わる言葉を僕は探してた。」
 
そして卒業式の日、長谷祐樹の出した答えは「もう一度、君の笑顔が見られてよかった。」だった。ホントに藤宮香織のことが好きなんだってわかる優しい言葉だと思う。
 
ラストシーンは言葉通りにとらえれば友達止まり、バッドエンディングと言う人もいる。しかし、恋人の九条一も、負けを認めたし、今後恋愛関係に発展していくのは目に見えているのだからハッピーエンドだと思う。「友達になってください。」という藤宮の言葉には最高級の愛が乗っていることを読み取ってほしい。
 
 俺の心に、ど真ん中ストライクだね。