グルーのパラドックス

 

 

 

　「楽曲を作った人は作品を知らなかった可能性、フランス革命モノのバンドデシネとしか聞いていなかったのではないでしょうか」とあるが、共産主義の社会でもこんな明るいイメージ持って応援してる人が多いんじゃないかと思う。

 

　しかし、その統治はスーパーマンとウルトラ・スーパー・デラックスマンぐらい違うと思う。

　アブダクションと呼ばれる推論では、よくこういう誤謬を犯す。

 

　アイザック・ニュートンさえも欲に目がくらんで、南海株が最高値を付けた頃に二万ポンドを投じて大損を被っている。

彼は、「天体の軌道を計算することはできるが、民衆の狂気は計算できない」と弁解している。

 

　過去の一つしかない真実でも知らなければいくつか理由をあげられるのに、未来など予期せぬパラメータが絡めばいくらでも変化する。

　共産主義について無知の人たちの集合はグルーのパラドックスのような状態であり、共産主義者が利己的に考える科学的な自然の斉一性原理の保持のため粛清対象であることを知っておくべきだと思う。

　粛清をおそれ、おばあちゃんでも助けない世界になるかもしれない。

 

 

 

 

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