22年5月22日「小嶋進氏が今語る耐震偽装事件「30万円程度の利益のために | 前山和繁Blog

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このごろ、過去に書いた記事の誤っている箇所が気になり始めてきた、直したい箇所もいくつかあるが、なかなかできないでいる。

英語学習の記事も時折書くことにした。

小嶋進氏が今語る耐震偽装事件「30万円程度の利益のために偽装を指示するわけがない」【当事者の証言】

 

 

 

小嶋進が、ヤフーニュースの記事に登場。私は小嶋進の意見に賛同しているのではない。東京都内の耐震強度の規制が建設会社にとって高コストということは東京都内の建築物の更新速度が鈍いということである。しかし、もし耐震強度の規制を低コストになるように緩和したとしたら建築物の更新速度が上がったときに東京への人口流入速度は一段増すだろう。2022年時点で1400万人の東京都内の人口に将来100万人、200万人と上乗せされたらその方が東京都内の地震等の災害発生時に危険になる。

 

耐震強度の規制が過剰という意見は2005年の耐震強度偽装事件発覚後に出現したが、耐震強度が過剰なほどにしてあるおかげで、東京都内の人口流入速度が鈍っているという視点からの観察はなかったも同然だろう。

 

東京都内の老朽化した建築物は建て替えがされるべきではあるが、規制を緩和しすぎて都内の人口が一段増したら、将来、発生する大地震の人的被害がその分増えてしまう。

 

何度も書いたように最低限首都圏内分散を推進し地震発生時の被害を軽減しててほしい。