2019ベイスターズ振り返り キジ編 | Anytime BAYSTARS

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最終回のキジ編は、データを使って2019年を振り返っていく。

 

▼セ・リーグ各チームの推移

 

各チームの激動ぶりが分かるグラフになっている。開幕1週間以降、最下位にならなかったのは優勝した読売と中日だけ。広島が上下に大きく振れているのが分かるし、5/10過ぎからはヤクルトが16連敗もあって大きく下がっている。DeNAも4月後半から10連敗などで最下位に低迷、オールスター明けの7月中旬から大きく浮上している。

 

そうした中、読売は終始、プラスのエリアを維持した。後半は波があったが、貯金10~15を保った。DeNAとしては、2度の接近で抜けなかったのが響いた。最初の8/6ごろは0.5ゲーム差に迫ったが、5連敗で差が大きく開いてしまった。9/5に2度目の接近で2.5ゲーム差に迫ったが、再び5連敗を喫してしまった。昨日のブログで書いた1位、2位の部分で、ヤクルトと中日に3タテを食らってしまったことが大きく響いた。

 

結局、貯金10の大台に到達できなかったし、優勝を狙うレベルまで行けなかった。最大で借金11を背負ったことを考えると、その時点からは最大貯金の9まで、20の貯金を作ったことになる。3か月ほどでそれだけ勝てる力もあったということは事実だ。

 

オールスター時点で首位がかなり独走していたことを考えると、後半は盛り上げたとも言えるが、序盤の躓きを繰り返さないことが大事になる。昨年までの3年は、広島がずっと独走し、優勝争いなかったことを考えれば、今年はリーグとしても変化、盛り上がりがあったのではないか。

 

▼月別勝敗

 

3月の開幕3連戦を勝ち越し、5球団との最初のカードは、4カードで勝ち越して9勝6敗のスタートを切った。しかし、そこから10連敗で最下位に転落して借金生活。4月は借金8と大きく負け越した。5月に入っても5連敗するなど、最大で借金11を背負ったが、5月後半から復調。5月で1つ勝ち越すと、鬼門の交流戦も勝ち越しで終え、交流戦明けの連勝で借金完済。オールスター時点では借金2ながら2位で折り返した。

 

オールスター明けに7連勝をマークし、7月単体で7の貯金を作った。8月も連勝でスタートし、首位の読売に0.5ゲーム差と迫った。しかし、中盤に5連敗を喫して失速。それでも8月は何とか貯金1を守って、4か月連続の勝ち越しをマークした。

 

逆転優勝の期待がかかったが、9月上旬に再び5連敗で首位とのゲーム差は大きく開いてしまった。勝負どころの9月に7勝12敗と失速してしまったのは残念だった。

 

4月が最も大きく負け越した月間だったが、防御率が際立って悪いわけでもない。ただ、打率が最低の.235に終わり、これは宮崎を中心に打撃不振だったことが影響している。逆に9月は、投手陣が崩壊しての借金5という結果。今永も打ち込まれる試合が多かったし、先発が全く揃わなかった。優勝争いの勝負どころで結果を出すことができなかったというシーズンだった。来季は、いかに勝負どころまで良い位置をキープし、ここぞで結果を出せるか。勝負強さが求められるだろう。

 

当たり前だが、貯金7を作った7月は投打ともに素晴らしい数字。特に投手陣は6、7月は2か月連続で3.3程度をマークしており、これくらい投げてくれると優勝も見えてくる。筒香が抜けて攻撃力が低下するのは確実な来季、投手陣がこのくらいの力を年間通して発揮してくれることが必要になる。

 

▼球場別勝敗

 

今年に関してはホームの勝率がリーグ最高の.606だった反面、ビジターは逆にリーグ最低の.406だった。新潟でのホームゲームは負けているので、ハマスタの勝率は.614と素晴らしかった。これだけ勝ち越しているのだから当然だが、打率.260と通算を大きく上回っていた。それ以上にハマスタという打者有利と言われる球場で、投手陣が3.57という防御率をマークしたことが、何よりも素晴らしい。

 

一方で、ビジターは厳しい数字となった。ここ数年、他球団は相当苦しんできたマツダで、ベイスターズだけは勝ち越すなどしていたが、今年に関しては鬼門となった。10連敗もマツダでの3タテが引き金になっていた。投打ともに厳しい数字でよく4勝したねというくらい。ハマスタではやられ放題の阪神は、甲子園だとほぼ5分の成績。ただ、今年は京セラドームの3連戦があり、そこで3タテを食らってしまった。交流戦で唯一負け越したのも京セラドームのオリックス戦だし、この球場は昔から鬼門だ。DeNAとなって初めて試合をして、初勝利もここなのだが、とにかく相性が悪い。2020年は1試合も組まれていないのはプラスか。

 

セ・リーグのビジターは全カード負け越した。ナゴヤドームでは途中まで勝ち越していたが、今年で一番痛い3タテを9月のナゴヤドームで喫してしまい、最終的には負け越しとなった。ホームで.406しか勝てていない最下位のヤクルトにも神宮で負け越し。8月に3タテを食らったのも非常に痛かった。

 

ハマスタに20数試合観に行く者とすると、ホームでの勝率が高いことは非常に歓迎だが、もう少しビジターで勝ちを拾っていきたい。来年は、ハマスタでの試合が少なくなり、ホームゲームとして東京ドーム、ZOZOマリンの試合もある。ハマスタでしか勝てないチームだと苦しい。対策を練って臨んでほしい。

 

▼先発別勝敗

 

平得は、平均得点。先発投手が投げている間の得点ではなく、先発した試合全体の得点数の平均となっている。打率、防御率も同様。

 

17人の投手が先発のマウンドを踏んだ。これは近年でも多い方ではないか。オープナーと言って国吉、進藤あたりを先発させたりもした。齋藤もその部類に近いかな。ラミレス監督は来季もオープナーを使っていくと発言しているようだが、この時期に言っていることはあまりアテにならない。そもそも、オープナーってセットアッパーを先発させることだからね。ベイスターズで言えば、エスコバーとかパットンを先発させて初めてオープナーだから。今年はオープナーは一度もしておらず、ブルペンデーが何回かあった、というのが正しい。

 

今永、石田、上茶谷、井納といったところが貯金を作っているが、一度限りの先発投手で負けている分、トータルの貯金は2にとどまった。あとは京山が大きく負け越したね。今季の彼は期待外れだった。他にいないこともあり、無駄に何度も投げさせたかなと思う。8回の先発登板で、打率が1割台というのも凄い。単に援護に恵まれていないのではなく、序盤に大量点を取られるので、相手投手に楽に投げさせてしまった結果とも言える。

 

同じく期待された阪口、飯塚、中川虎もマイナスとなった。飯塚の先発試合でひとつ勝ちはあるが、これは3-0から飯塚が5回にひっくり返されたが、最終的にサヨナラ勝ちしたもので、同じく未勝利の京山も含めて期待の高卒組右腕4人にとっては散々なシーズンとなった。

 

いろいろと言われる井納が、意外と先発試合としては成績が良い。今年は手術明けということで、長所であるイニングイーターとしての役割もできなかった。もうベテランの域に入っているが、来季は長いイニングを投げられる先発として、存在感を発揮してほしい。

 

石田は先発、リリーフとしてフル回転したが、先発としても貢献度が高い。彼の先発試合は援護点が多かったね。逆に平良は平均を下回る平均得点だったが、2つの貯金をもたらした。ゲームを作る能力は高いので、来年は年間を通して先発ローテを守ってほしい。

 

監督はオープナーをすると言っているが、きっちり試合を作れる投手を5、6人で回すことが貯金を増やすのに有効と見える。力の落ちる投手を単発的に先発させるのは明らかにマイナスだ。昨日も書いたが、「先発投手を揃えること」が優勝への大きなカギになる。

 

▼曜日別勝敗

 

これはオマケ。一時、3連戦の初戦であることが多い火曜日に全然勝てていなかったが、途中から持ち直して5割で終えた。連休などで変則的に組まれる月曜日の勝率が悪かった。CSファーストステージの最後も月曜日だったね。

 

土曜と日曜の防御率の差が大きい。3連戦の最後が先発も手薄になりそうなものだが、2戦目に打たれることが多かったようだ。楽天戦での初回に6点取られて7点取り返した試合も土曜だった。

 

▼2020に向けて

 

・序盤での落ち込みを避け、安定的に立ち上がること

・勝負どころで力を発揮すること

 

この2つが重要。ラミレス監督になってから4~5月で躓くことが多い印象。開幕から2か月程度、チームの戦力を整えながら5割以上をキープし、余力を残したうえで夏場の戦いに入ってほしい。

 

いずれもカギになってくるのは、先発投手を揃えられるかどうかだ。勝ちを計算できる先発投手が3人用意できれば、大型連敗はほとんどなくなる。筒香が抜けて攻撃力が落ちるのは否めないので、援護が少ない中でも先発が踏ん張ってゲームを作り、少ない点数で逃げ切るような展開を多くしていかないと来季は勝てないだろう。

 

攻撃にしても、連打やホームランを待っているだけでは、来年の打線では得点力がさらに下がるのは明白。スラッガーが一人減った分、足を使った野球で得点効率を上げることが求められる。ポスト筒香を期待されるメンバーの中には足が速い選手も多い。盗塁を期待するのは難しくても、1ヒットで還れるような走塁は必要だ。乙坂、楠本、関根、細川、伊藤裕といったところはそれができる脚を持っている。

 

・先発投手の安定

・足を絡めた効率の良い得点

 

何度も表現しているが、筒香が抜けたチームで優勝争い、そしてその先へ行くには、この2点が特に必要になって来るだろう。ラミレス監督を中心に首脳陣がどう分析し、考え、チーム作りをしてペナントレースへ臨むのか、注目したい。

 

それでは、よいお年を。

 

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