いつも私を通して、星読み(西洋占星術)を紹介しています
私のモットーは、占星術を知らない方々の最初の入り口として、
自分を知ろう!知りたい!と思ってくれる方がいれば良いな~という思いで
『私』という人間を曝け出して伝えています。
多くの占星術師さんとは違っています。先ずは『興味を持ってもらいたい』を根底に、
【自分を知ろう、知りたい】という意識に持っていきたいからです。
私は、もうすぐ52歳になります。50歳前後から、人生の大きな変容を経験し(30年間の結婚生活を終了の離婚)今の自分があります。
凄く占星術を駆使し、皆様の相談や良き方向性になるようなアドバイスやカウンセリングが出来る占星術師というよりは、先ずは【本来の自分を知る】ことだと思ってそこに重きを置いてます。
皆様が、自分を知ることで意識(認識)するようになり、自分を受け入れていくようになると思うのです。
そこから、自ずと変わっていくと思います。私は、そこに対してホロスコープを使い、教える役目だと思っています。皆様の『自分の足で立って大地を踏みしめて歩いていく力』に委ねたい。
そう思って日々、占星術の勉強をしています。自分の為でもあるこのブログ。
皆様の心に少しでも残れば嬉しいです
今迄、占星術で10天体(太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星)と感受点のドラゴンヘッド・ドラゴンテイル、アセンダント(ASC)・ディセンダント(DSC)・IC・MC を紹介してきました。
さて、今回は【キロン】という『小惑星』を私を通して紹介します
↑ローマ字の『K』に『○』という記号が『キロン』です。
※ホロスコープで読み解く『小惑星』は他にセレス・パラス・ベスタ・ジュノー・リリスがあります。
占星術において【キロン(カイロン)】は傷ついたヒーラーという意味があります。
●キロンは心の傷やトラウマを示し、またその傷をどう癒していくかを示している
・自分の奥深い部分やトラウマなどの心の傷について読み解くことで、どんなことに傷ついたり、他者を傷つけてしまうのかがわかる
《キロンの克服》
〇キロンが表す傷やトラウマ、コンプレックスというものは、他者とのコミュニケーションや他者との比較など、他者の存在があることによって作られるもの。
その傷と向き合うか、逃げるか。
逃げてしまえば、傷はそのままになる。
苦手意識を知る⇒問題解決に意識を向ける⇒苦手なことに向き合おうとすることで、キロンと向き合うことになり、苦手意識を克服することに繋がる
〇キロンの克服は才能へと変わることに繋がる
〇キロンを克服すれば、いずれ誰かの心を救える可能性がある
〇キロンとアスペクト(ホロスコープで天体・感受点同士の影響し合う角度)をとる天体を使う。
キロンとアスペクトをとっている天体の傷を克服するにはキロンを使う。
〇キロンの影響を受けやすいホロスコープの配置
・1ハウス、4ハウス、7ハウス、10ハウスにキロンがある
・キロンがライツ(太陽・月)とアスペクト
・アセンダント(ASC)の支配星(ルーラー)とキロンがアスペクト
〇キロンが位置するハウスは、魂がどのような傷を持つかを表し、キロンの星座を活かすことが克服に繋がる
〇『自分の心の傷と向き合い、自分の力で傷を癒すこと』
〈私の場合〉
●キロン、10ハウス、牡羊座(1969年2/5~1976年1/4の世代)
「10ハウスの意味」
〇社会的地位と名声、独立、自営、天職、達成、野心
社会のおける役割・立ち位置、向いている仕事・職業
社会的な成功⇒社会での最終的な自分の姿、社会的頂点
父親、上司、目上の人
【キロン10ハウス】
〇仕事における義務・責任感のバランスを取るのが苦手。
子供にとって、両親の存在は絶対的なもの。
何らかの形で両親・両親のどちらかが完璧ではないことに傷ついたという経験が幼少期にある。
自分と両親は別々の個人であると認め、自分は独自の価値観を持っていていいのだと意識することで、
自分なりの義務や責任を学んでいける。
自分以外の傷ついた人にも癒しの手を差しのべることが出来る。
〇両親・メンター(人生や仕事上の指導者・助言者)・上司から受けた心の傷。
社会に出て働くことや社会的地位を築くことことに対するトラウマを持っている。
昇華出来ないうちは仕事や義務にひどく執着したり、逆に無責任になる可能性があり、
自覚して受け入れ、健全な自己評価を確立出来れば、傷ついている他者に対して親代わりになれるほどの優しさを発揮することが出来る。
歴史や文化の中から多くを学び、それらによって癒しを体験する可能性がある
〇無意識のうちに他者の傷に触れるような仕事を選び、導かれたように自然と他者の傷を癒す
・人を癒す仕事に就く人(1,10ハウスのキロン) ヒーラー、セラピストなど
〇傷を知ることが自分の使命を生きることに繋がる
その傷やそこから得た経験をどのように活かすか
【キロン牡羊座】
●星座(サイン)の性質の傷や癒し
〇牡羊座は最初の星座で【アイデンティティ(自我・自分らしさ)に傷】を持つ
〇自分が自分であることに対して、心の傷を抱えやすい傾向
自分を嫌いだと感じやすく、自己否定する気持ちが強い
ありのままの自分を認め、愛する気持ちを持つことで魂に癒しがおき、より良い自分へと生まれ変わることが出来る
〇自分の無能さ、不器用さに痛みを感じ、そのことを避けるために何かを選択するときに、他者の顔色を窺ったり他者の期待を優先させたりすることがある
そのことに自分自身に強い攻撃を向ける
〇ありのままの私であってはいけないという心の傷
とても情熱的でチャレンジ精神がある人(牡羊座を支配している天体は火星の為)
パイオニアになれるような才能を持っている
〇テーマ【自我の再構築】
例)私の場合
何事にも自信がない人生を過ごしてきましたし、完璧主義なので、自分も他者も受け入れていなかったです。リーダーや引っ張る立場になるけど、自信がないしはっきりと物事を言えなくて、うまくリード出来なかったです。相手優先にしてしまい、「こうして欲しい」が言えませんでした。
40代後半から自分と向き合わざるを得ない出来事の数々、人との出会いにより、
内省し自分を受け入れることが出来た(コロナ禍・外で働く仕事を辞めて家にいる日々)
2015年からやっていたアメブロを一新し、星読みをメインにし、【自己表現】していこうと決めた!
4/4から【星読み人生設計アドバイザー】として社会に対しての自分の役割・使命を果たそうと
扉を開きました。
補足。両親は私が生まれて直ぐに離婚し、母方の実家で育ちました。私は父親の顔は知りません。
育ての親の祖母や伯母などから、父親のマイナス面を聞かされて育ちましたから、父親のことは良く思っていませんでした。母親のことも同じです。若くして結婚し子供が出来たことが歓迎されていない状況でした。両親はいたという認識で、愛を感じたことがなかった10代でした。
その状況で、自己否定しかなかったです。家庭、家族はみんな大人。私が大人に合わせていたような、子供子供していませんでした。
家庭に関しては、4ハウス(家庭・基盤など)に天王星と冥王星があるので、どう見ても育つ家庭は一筋縄ではないのです。私が自分で学ぶ・傷を乗り越えると決めてきたから、このホロスコープです。
実家で育ったのは20年間です。きつかったです。
今は、私が50代になったこと・息子が結婚し家庭を持ったこと・祖母が4年前に97歳で亡くなったこと
などたくさんの出来事があり乗り越えたから、関係性の薄かった母親と『親子関係の再構築』をしています。同時に、私の娘と私の『親子関係の再構築』もしています。
ホロスコープには、自分の情報がたくさんあり、自分で設計しているので答え合わせすると
その通りなんですよ!
私は自分のことをを曝け出していますが、その経験からどうしたかもきちんとあります!
大事なのはそこです!その出来事などに向き合い、受け入れたから今があります。
自分のマイナス面も把握し、今の自分は嫉妬しているわって認めたうえで、それも自分の一部だからと。
マイナス面を見たくないでしょうが、どの自分も自分です。見て見ぬふりをしてほしくないポイントです。
それを知ること、受け入れることが人生の大きな鍵になります。心の傷も同じです。
長期にわたる傷、昇華出来ない傷があることもあります。
私の場合も、長期でした。50歳過ぎて知りました。
「キロン」について、次回はアスペクトから読んでさらにどんな傷があるか紹介します。
いつも読んで頂きありがとうございます
2022.5.22 0:45