クリスチャン=ジャック 「パルムの僧院」(1948) | It’s not about the ski 遅れて来た天才スキーヤー???、時々駄洒落(笑)、毎日ビール!(爆)

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スキー大好き、ゴルフ、読書、映画、演劇、音楽、絵画、旅行と他の遊びも大好き、元々仕事程々だったが、もっとスキーが真剣にやりたくて、会社辞めちまった爺の大冒険?


今日は映画の日🎬🎥🎞。

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【ジェラール·フィリップ生誕100年映画祭 予告編 セテラ·インターナショナル公式チャンネル 2022/10/21公開:1分47秒】


【「ジェラール·フィリップ生誕100年映画祭 公式サイト」】




【フランス語予告編 Le Projectionniste チャンネル 2020/8/6:3分35秒】



【作品紹介:「ジェラール·フィリップ生誕100年映画祭 公式サイト」より引用。】 


聖職者になるため、故郷パルムに戻ってきたファブリス (ジェラール・フィリップ) の恋と冒険のスペクタクル・ロマン大作。スタンダール原作の映画化作品。初のアクションにも挑み、ジェラールの代表作となった。戦後初めてイタリアでオール・ロケされた作品でもある。


共演は、あでやかなサンセヴェリナ公爵夫人にマリア・カザレス、百合の花のようなクレリアにルネ・フォールが対照的な美しさを見せている。特にマリア・カザレスは、ジェラールと舞台「フェデリーゴ」などで共演しており、俳優としてお互いに尊敬し合う仲だった。



【あらすじ:ジェラール·フィリップ生誕100年映画祭 公式サイト」(⬆)より引用。】


1815年、ナポリでの勉学を終えて故郷パルムに帰郷したファブリス・デル・ドンゴ (ジェラール・フィリップ) は、叔母のサンセヴェリーナ公爵夫人 (マリア・カザレス) 宅に身を寄せる。若々しく溌剌としたファブリスに、育ての親であるサンセヴェリーナ公爵夫人は心奪われてしまう。また、国王エルネスト4世 (ルイ・サルー) が催した夜会でファブリスを一目見た典獄の娘クレリア (ルネ・フォール) も彼に心惹かれる。道化役者をあやまって殺してしまったファブリスは城砦に幽閉されてしまう。脱獄をしようと牢獄の窓から外を窺っているうちに、クレリアの存在に気付き、わびしい幽閉生活の中、彼女と心を通わせることで生きる希望を見つけるファブリス。サンセヴェリーナ公爵夫人は反王党派の助けを借り、ファブリスを脱獄させるが、この一件でクレリアの父コンティ将軍 (アルド・シルヴァーニ) は罷面され、クレリアは父の言いなりとなりクレサンジ侯爵 (クラウディオ・ゴーラ) との結婚に承知する。クレリアの結婚を知り、パルムへと戻ったファブリスは再び捕らえられてしまう……。


【結末までのネタバレありのあらすじ:「Movie Walker Press」をご参照下さい。



【感想】

ジェラール·フィリップの作品で一番好きなのは、「モンパルナスの灯」(1958) か、この作品かもしれない🦆。スタンダールの長編小説の映画化でも「赤と黒」(1954) よりこちらの方が好きかなぁ。ジェラール·フィリップがまだ若いせいもあるのだけれど、初々しくて、瑞々しくて、危うくて。物語は波乱万丈、古き良き文芸ロマン大作感が素晴らしい。白黒の画面がまた美しい。監獄に閉じ込められながら、クレリア=ルネ·フォールに愛を語るファブリス=ジェラール·フィリップが超ロマンティックで優れて映画的。スタンダールの原作を是非読まなくては❗。



【スタッフ·キャスト等:「Wikipedia」及び「映画.com」(⬆)より引用。】


スタッフ
監督:クリスチャン=ジャック
脚本:ピエール·バリ、ピエール·ジャリ、クリスチャン=ジャック
原作:スタンダールの同名小説 (1839)
撮影:ニコラ·エイエ·G·R·アルド
美術:ジャン·ドーボンヌ
音楽:レンツォ·ロッセリーニ
キャスト
ファブリス:ジェラール·フィリップ
サンセヴェリーナ公爵夫人:マリア·カザレス
クレリア:ルネ·フォール
国王エルネスト4世:ルイ·サルー
クレリアの父コンティ将軍:アルド·シルヴァーニ
クレサンジ公爵:クラウディオ·ゴーラ
上映時間·公開日
上映時間:2時間54分
フランス公開日🇫🇷:1948年5月21日
日本公開日🇯🇵:1951年5月6日
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鑑賞日:2022年12月26日
場所:シネ·リーブル池袋


ジェラール·フィリップ主演主要作品
肉体の悪魔」(1947)
パルムの僧院」(1948)
「美しき小さな浜辺」(1949)
「悪魔の美しさ」(1950)
「輪舞」(1950)
「夜ごとの美女」(1952)
「狂熱の孤独」(1953)
「しのび逢い ムッシュ·リポアの恋愛修行」(1954)
赤と黒」(1954)
夜の騎士道」(1955)
「戦いの鐘は高らかに」(1956)
「奥様ご用心」(1957)
「勝負師」(1958)
「危険な関係」(1959)






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