6月にイタリアで

G7サミットが予定されてる。


イギリスのスナク首相は

野党労働党に支持率でダブルの差を

つけられていて

保守党が不人気で 負けるのを承知で

解散総選挙に打って出た。


何故か?


来年1月迄という任期も

差し迫っていたので

一か八かの 大バクチに出たと

もっぱらの噂だが…。


一説によると

じき首相でなくなるのに

そんな立場で

G7サミットに出たくなかった のでは?

と 囁かれてる。


だとしたら 潔いい。


会議で何を主張しようが

約束しようが

実行出来なくなる身で参加するのは

虚しいし

実際 相手にされないだろう。


一方 我が国の首相は?

内閣支持率20%台で低迷

不支持率が その2倍以上あって


更に 今回 政治資金規正法で

党内意見を無視して

公明党 維新の会の案の丸飲みを

強行した岸田首相


党内に不満が噴出

9月に迫った自民党総裁選での再選は

難しいと言われ始めてる。

来年10月に任期満了になる衆議院議員

岸田首相が いつ解散を言い出すか?

話題になる事が多くなって来た。


当初 定額減税で支持率アップを図っての

6月解散説が取り沙汰されてたが

ご存知の通り

それどころじゃない。


岸田本人は自民党総裁を続ける気満々なの

だろうが 

政治資金規正法改正で ケチをつけ

党内支持を失いつつあり

暗雲が立ち込めて来てしまった。


総裁選前の解散総選挙を

目指していた岸田首相。

支持率は上がらず

総裁選を経て

次の総裁に解散総選挙をゆだねる道を

選ばざるを得なかったかたち。


その 次の総裁に岸田が選ばれるかは

かなり微妙になってきた。


かと言って

有力な対抗馬も見当たらず

次期総裁レースは混沌として来た。


なんだかんだ言って

岸田は10月で総理3年となる。

今や弱小派閥(既に解散)所属で

安倍派など他の有力派閥に支えられての

総理就任だった。


独断専行で派閥解消を言い出し

最大派閥の安倍派を解散に追込み

同派議員から 相当怒りを買い。


一番の支持者だった麻生 茂木からも

強い不満が露わになる始末。


まるで四面楚歌状態の岸田首相。

スナク首相の様な

一か八かの勇気も無く

民意からも 党内からも

不満タラタラのまま

総裁選を迎えてしまいそうだ。


政治家は しゃべり が いのち。

演説がおもしろく無い政治家は

話す内容如何に関わらず人気がでない。


大衆ウケしない

つまり 支持率が上がらない。

まるで 落語家や漫才師とそっくり。


その上で

分かり易いビジョンを示し

大衆を納得させる政策をスピーディーかつ

タイミングよく訴えられるかどうか。


田中角栄 しかり 小泉純一郎しかり

しゃべりで大衆を惹きつけ

大衆ウケする自身の政策を貫いた。


良し悪しは別として

大衆を惹きつける信念を訴える政治家だった。


岸田には

人を惹きつける しゃべりも

大衆ウケする政策を訴える事も

両方とも欠けていて


ただ 派閥の力学だけで

総裁 総理になっただけ。


話しの中味以前に

人を惹きつける魅力が 全く無いから

どうにも 支持率は上がら無い。


それでも

スナク首相の様な

潔いい勇気があれば

まだ 可能性が見えるのだが…。