5107日目 | ー 空手を始める人のために ー 福島県郡山市の空手先生奮闘記

5107日目


おはようございます。今日で震災から5107日目です。



私が18で上京して池袋のレストランで働いていた時に ◯◯組の娘さんも働いていました。 


 年齢は20代 後半だったのかな〜


とても私のことを気に入ってくれて可愛がって頂いた恩人です。 

 新人で給料も安かった私に、これでご飯でも食べなとお小遣いを渡してくれたり とても良くしてもらいました。 

 その光景を友達が見ていて、いやらしい勘繰りをして、私に言って来た時に その友人を半◯しにしてやろうかと思うくらい頭に来ましたね。 

 とても親切で優しい高橋さんを汚い想像で貶めるなよ!💢💢と池袋の地下街で本気で激怒したことを思い出します。 

 高橋さんは 店長や先輩から 私が責められている時も いつも味方になってくれて、私を励ましてくれました。 


 本当に優しい方で、休みは何をしているの?

うちに遊びにおいでと いつも誘ってくれていたのですが、私は休みの日は全て空手の稽古に充てていたので 一度もお邪魔をすることはありませんでした。 

 ちなみに高橋さんは既婚者で 旦那さんは普通のサラリーマンだと聴いておりました。

 職場の先輩たちは遊びに行かれたりしていたようです。

 高橋さんは もしうちに遊びに来ても驚かないでねと心配そうに私に話をしてくれたのですが、「うちはテキ屋でヤ◯ザではないんだよ、だから怖がらないでね」と


私は 全然気にしなかったのですが、高橋さんは誤解されることを気にされていたのかもしれません。 

 空手、空手、空手で 何も知りませんでしたし、直に知っている高橋さんは とても良い方だったので実家が何であろうと関係ないという感じでした。 

 私が働いていたレストランが業務形態を代えて洋風居酒屋になるというのをきっかけに辞めたのですが、今でも高橋さんはどうしたのかな〜と考えたりします。 

 もう会う機会はないかもしれませんが、あの頃は本当にありがとうございました。 

 高橋さんが 優しく励ましてくれていたことが心の支えでした。 

 若く粗野でどうしようもない人間だった私に優しくしてくれて 心から感謝をしています。

私は今も高橋さんの言葉を信じていますよ。