「官僚答弁を一言一句正確に読むだけだったので…」元外務省官僚・三好りょうが語る外相時代の岸田文雄 4/15(月) 7:30 Yahoo!ニュース 21FRIDAYDIGITAL抜粋
岸田文雄首相が米国国賓訪問を控えて行った米国CNN放送のインタビューで、 「歴史的な転換点」「戦争可能な正常国家」と発言したと『中央日報』などで報じられ、批判を浴びた。さらに、訪米中には日米共同記者会見で「同盟国中国」と言ったり、大統領専用車内でバイデン大統領との笑顔のツーショットをしたり顔で投稿したりと、何かと嘲笑・批判の的にされている。
れいわ新選組神奈川第2区総支部長の三好りょうさん。4ヵ国語を習得し、韓国語も現在勉強中という語学堪能な、現在38歳の元外務官僚だ。
三好さんは高校卒業後、19歳から6年間アメリカに留学。しかし、アメリカと対等な関係を築きたい、政治を変えたいと思い、まずは外交を学ぼうという思いから’13年に外務省に入省したという “変わり種”でもある
「アメリカに留学したとき、日本人がいかに馬鹿にされ、見下されているかがよくわかりました。アメリカ人は自分の考えを持っていなくてペコペコする人を見下すんですよ。
アジアの中でも特に日本の政治、外交は馬鹿にされている印象があった。アメリカ人だけじゃなく、他の国の人にもよく『日本はアメリカの植民地』と言われましたから。
日本がどんどん利権によって衰退しているのを感じて、7年を経て帰国し、さらに外から見ていたときよりずっと酷い状態だと知りました。
外務省を辞める際、「自民党に入れ」「自民党議員を紹介する」「まずはバッジをつけないと」とたくさんの人から言われたというが、断った理由についてはこう語る。
「アメリカに留学していたとき、自民党はなんでこんなに日本が悪くなる反日的な政策をやっているんだろうと疑問でした。あえて壊しているのか、バックに誰かいるんだろうと思い、調べてみると、統一教会(当時)とのつながりが深いことがわかったんです。
それで、外務省に入省したとき、将来は政治家になって自民党と統一教会について国会で取り上げると言ったんですが、外務省の人たちからは『陰謀論』と言われ、『そんなことやってどうすんの?』と笑われました。家族にも相手にされませんでした。
自民党議員が統一教会のいろんな会議に出席していることや、祝電を送っていることは事実としてあったのに、不思議でしたね。でも、’22年の安倍元首相の襲撃事件があり、外務省の人に『三好さんが言った通りだったね』と初めて言われたのは皮肉でした」
岸田首相の掲げる「聞く力」をどう見るか。
外相時代は外務官僚の言うことを聞く、総理になってからはバックにいて組織票や組織献金をくれる経団連や宗教などの団体・大企業の言うことを聞くということではないかと僕は思います」
「海外支援などは外務省が決めることですが、無償であげているわけではなく、基本は貸し付けなんですよ
海外にお金をバラまいて、そのお金で、海外でインフラを構築・整備する、その仕事を日本の大企業が受注する。大企業は自民党に献金していますよね。
この機械がどこかは公開されていません」
前回選挙に行かなかった4人に1人が行けば結果は変わるはず。とにかく投票率を上げたいです」
取材・文:田幸和歌子 FRIDAYデジタル(抜粋おわり)
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