今回もよくあるケース。
「ストレートパーマや縮毛矯正したらもう普通のパーマパーマはできない?」
率直に言うと
ケースバイケースです。
説明
ストレートでアイロンを使った施術をするとタンパク変性という変化が起こり(卵は高温で固まりますよね)、その度合いでパーマした時の結果は大きく変わります。
私の場合は、私がストレート施術させていただいた方にのみ、パーマOKの選択肢をもつようにしてます。
私がさせていただいた方でも、強いクセを薬剤で全力で軟化させ、しっかりとアイロンを通した髪の毛に対しては、パーマNGです。
目玉焼きは生には戻らないですよね?
なので全頭をストレートするときには、そのことを、そして今後パーマしたくなるのかを共有します。
今後もパーマしたい方は、薬剤も優しめで適度な軟化、最低限のアイロンスルーで、元の髪の毛の状態を残しつつ悩みの種の癖はナチュラルに伸ばします(このソフト施術で対応できる場合ですが)。
5ヶ月前に全頭ストレートした方に、パーマさせていただきました。
すっかりパーマスタイルです。
パーマ施術も超音波を使った優しいデジタルパーマで細心の注意を払ってですが、細かく説明するのはくどくなるのでまたの機会にしますね。
要はできるときはできるってことです。だから日頃からこれから先を見据えたコミュニケーションができる【お客様✖️美容師】の関係が大切です。
やっぱり他店でストレートや矯正した方にパーマしたいと言われても期待に応えられないですからね。不明確なままや誤った判断でのストレート毛へのパーマ施術は後悔しか残りません。賭けをする局面ではありませんココは!
お客様は美容師を信じつつ正しく理解し、
美容師も自分の技術にもっと責任を持てるように。
私も精進します。
ちょうど今日のお客様でのケースだったので記事にしました。
ぜひご参考ください。