短い夢。


我が家であって、我が家と少し違う。


どこかへ出かけていた母が、帰ってきた。


お帰りなさい

会いたかったよ

泣く自分。


母は、子どもみたいだねと笑う。


目が覚めても泣いていた。


本当に子どもみたいだなあ、いい歳をしたアラ還のくせに情けない。


でも夢でも会えて幸せだった。



父は出てこなかったなあ。


お盆とかお墓参りに無頓着な人だったから、忘れているのかもしれないな。