心と体のヒーリングyogaセラピスト入山美樹子のブログにお越しいただきましてありがとうございます。
闘病中の主人の父が他界しました…。
11/11の漢陽寺さんでの大きなイベントを終えた翌朝、毎週末帰省していた主人から電話がありました。
昨年12月に余命半年の宣告。
お義父さんは治療を選ばず緩和ケアを希望しました。
闘病生活に入り半年が過ぎもうすぐ1年になる矢先、主人の腕の中で最期を迎えました。
義父は強面なんですがすごく優しい方でした。
相談しても的確にアドバイスをくださり
メールでのやり取りは結構多かったですね。
いつもリーダー的存在。
お義父さんは会社経営を経験された方で自営業の大変さをよくご存知で私には「健康には注意して無理はしないこと」ってよく言ってくださいました…。嬉しかったですね。
孫たちを含めて15人!!
子供たちが小さい頃は毎年お正月に集合して
かなり賑やかなお正月を迎えていました。
子供が1歳になる前くらいだったかな…。
預けて主人と二人でショッピングに行くとお店に着いた途端に電話が…。
泣き止まないから帰っておいで。かなわんわぁ~の一声にすぐ帰りました!!
すると義父が外に出て下の子供を抱っこして歩いてました。その孫が今は20歳。
強面なんですがふとめちゃくちゃいい笑顔になるんですよ。
私の大好きなお義父さんでした。
長男が高校受験の時、高専に合格したことを報告したら「決まりやな!!」とかなり嬉しそうに言われたあとに…「実は普通校に行って進学します」と伝えたとき電話口の向こうの義父の残念そうな表情が伝わってきたのをよく覚えてます。
でも大学合格の報告をした時は本当に喜んでくれました。その長男はちょくちょく実家に行って義父とお酒を交わしながら話していたようです。
主人は大学進学を機会に家を離れ実家にはなかなか顔を出すこともなくなり親はやはり寂しかったと思います。
実際その立場になりよくわかります…。
自分の父が他界したときはもっとこうしていたら~とかいろんな思いがあり後悔だけはしてほしくなかったので主人を説得して週末は実家に帰ることにしました。
病状が悪化した1ヶ月は毎週末でしたがお義父は息子が側にいてくれることが嬉しかったようです。お姉さんと交代での看病になりましたが最期を看取れることができて私も安心しました。
法要は亡くなった方の「生きざま」を伝えてくださる時間であることを父の法要の時にお話を聞いたことがあります。
いろんな思い出や言霊、生きる姿を思い起こしてくれますね…。
子供たちの成長につれてこうして孫たちを含めて全員が集まることはなかなかありませんでしたがお義父さんのために全員顔を揃えきっとお義父さんも喜んでくださったことでしょう。
素晴らしい最期を迎えいつまでもみんなの心のなかに生きてます…。
お義父さんに会えて私は幸せでした。
ありがとうございました…。
お義父さんの戒名には「秋」の文字が入っています。秋を迎える度に思い出すように…。
お義父さんのお部屋にあったカレンダーは
鮮やかな「紅葉」が。