おはようございます。

大和路3日目のめんどりさん。

昨日の午前中は明日香村の石舞台やら岡寺やらを周り、午後から天川村に向かいました。


石舞台は蘇我馬子の墓説があるようで、皇室を脅かす馬子を封じ込めるという意味があるとかないとか。

1000年以上も前に、これだけの巨石を意図的に動かしてまで、封じ込めなくてはならない程の、恐ろしい存在感があったのでしょう。

明日香村はゴールデンウィークなんで、そこそこ人はいましたが、田園風景を楽しめるほど、のどかな初夏の陽気。



ハルジョオンをビンボー草と呼ぶのは、昔から嫌なめんどりさん。

どこにでも咲いて春を彩る花だとめんどりは思います。


午後から天川村に向かったのは、天河神社に行くため。

一度行きたかったんですよ、天河神社。

ただ、山奥のかなり辺鄙な場所で、めんどりのド下手な運転だと谷底に落ちそうなんで、下市口駅から1日三往復の小さなバスに乗るわけですが。

行きも帰りも座れたけど、小さなバスは大混雑。

普段は休みでもこんなに混まないそうだ。

バス大きくすれば、と言いたくなるけど、狭い道でしかも坂道が多いんで、小型バスが限界なんだなと。

対向車が来ると行き違いができない場所も数カ所あります。

下市口駅から続く、シャッター街と化した狭い道の商店街や、集落を抜ける小さなバスに1時間ちょっと揺られて、ついに来ました。


天川村という言葉は、めんどりが小学生の頃、中森明菜さんが二人静という歌を歌っていて。

その歌が映画のテーマソングで、映画の名前は天川伝説殺人事件って言ったかな。

角川映画バリバリの時代です。

30年ぐらい前だから、果てしなく記憶はあやふやですが、その辺から天川村と天河神社の記憶があるわけです。

子どもめんどりが二人静を歌うと、親に怒られましたが、今のめんどりなら十分余裕。

明菜ちゃんの歌唱力は、子ども心に強く印象に残っていて。

明菜ちゃんの歌と、天川村の印象が混じり合って、いつか行きたい場所のひとつとして、めんどりの心にありました。

天河神社は芸能の神様で、今は亡きヒーリングミュージックの大御所宮下富実夫さんがここが好きだったそうで。


変わった創りの神殿で、めんどりはご挨拶します。


天河神社と言えばこの鈴ですな。

めんどりもこの鈴のストラップ買いました。



宮司さんの祝詞の声が、オペラみたい。



天河神社は他の神社と異なり、一種の宗教みたいな時期もあって、大学生めんどりは近づけませんでしたが、今のめんどりが観光に来る分には特に問題なし。

この神社の周りは土産物屋も飲食店も見当たらず、本当にここだけに人がいるんですよ。

駐車場とトイレは整備されてるんで、集客力は相当ありますが。

そうそう。

ここはUFOの目撃談が多いそうで、そっち系の目当ての方もいるそうです。

大きなホテルはないけれど、ペンションや民宿が神社の周りに点在するので、それなりに観光地として成り立つ場所です。

これだけ辺鄙だと、しょっ中来るのは至難の技ですが。

一見の価値は確かにあったなと、めんどりは思います。

さて、朝の支度をしよう。