この子は 「ぴっこちゃん」です。

21歳の娘が 中1くらいのときに作ったものです。


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小さい頃、娘はパパと2人家族になりました。

でも、パパはすぐに転勤がきまり、

しばらくパパと離れておばあちゃんの家で暮らしました。

中学生になるころ、お友達とやまびこ座の人形劇に行きました。

そこで、声をかけられて、人形劇のお手伝いをするようになりました。

しばらくすると、人形劇に出ることになりました。

そして、ぴっこちゃんを作りました。

お友達と2人で、上手に劇をすることができました!

いつもはちっちゃい声の娘が、一生懸命に声を出していました。

一生懸命に・・・!



少しして、パパは結婚して、妹も産まれて、

おばあちゃんの元を離れて、4人家族で暮らすことになりました。

でも、ぴっこちゃんは 一緒に連れてきませんでした。

ぴっこちゃん以外のモノも、たくさん置いてきました。

その時は連れてこれなかったのだと思います。

時が流れて

3年・・・4年・・・ 少しずつ 娘のモノが 娘の元に帰ってきました。



わたしは、この間、おばあちゃんの家のお片づけをしました。

押入れの奥から、汚れたぴっこちゃんが出てきました!!

私は娘に聞きました。「つれて帰る?」と。

娘は「おねがい!」と言いました。

こうして、ぴっこちゃんは娘の元に帰ってくることが出来ました。

汚れているけど、ぴっこちゃんにはストーリーとメモリーが

強く込められているのです。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

こうして、ぴっこちゃんの将来は娘に託されました。

ほかの思い出のモノ達もたくさんいます。

今年亡くなったおじいちゃんが作った掛軸もあります。

するとどうでしょう・・・そう、置く場所がないのです。

床に置かれているモノもいます。

思い出のモノはなかなか捨てることができません。

でも、生活空間を圧迫するほどになると、

前向きに進もうとするエネルギーがうまく溜まらない気がします。



そんなときは 

思い出のモノたちを全員集合させて、

みんなと向き合ってみてください。

きっと何か、答えが出ると思います!!



整理収納アドバイザー2級の母より エールを込めて♪

(私はやらないから 自分でやるんだよー!!がんばれー!!)