今日は休日出勤。
そして帰りに伊勢丹へ。
妻に何を欲しいか電話で確認したところ、「キャラメルのマカロンを2つ」とのこと。
我が家では、『最も美味しいマカロンは、ピエールエルメのキャラメル』というのが妻と私の共通認識になっているので、自分用のケーキもエルメで買うことにしました。
ショーケースには今まで食べたことがないケーキが3種類ほど並んでいたんですが、今日はその中からマダム フィガロをセレクトしました。(残りの2種類は、いずれもイスパハンの色違いのようなケーキでした。)
マダムフィガロを選んだのは、見た目のインパクトに加え、素材の組み合わせに「らしさ」を感じたから。
様々な材料を組み合わせて、「へぇー」と思わせる深い味わいに仕上げるところがピエール エルメの魅力であり、マダム フィガロのオレンジ、グレープフルーツ、イチジク、アプリコット、メレンゲといった素材が、一体となってどのような味わいになるか、期待をもって購入したわけでございます。
まず表面。
パリッとしたメレンゲだと予想していたのですが、ネットリしながらも軽い食感のクリームだったので驚きました。
土台はしっかり、しっとりとした食感のフィナンシェ。
その上は、カヌレの中身をソフトにしたような食感のクリームみたいなもの。
写真にあるとおり、バニラビーンズが入っていました。
そしてところどころにドライフルーツの二歩手前くらいの食感のイチジク、アプリコット、フランボワーズ。
それぞれに酸味や甘みがあり、それに加えてグレープフルーツの味わいとほのかな苦みを感じました。
で、食べ終えた感想ですが、期待どおりでした。
複雑でありながら上手くまとまっていて、今まで食べたことがないような個性のある味わい、そして美味しい。
『さすが』と思わせるピエールエルメらしいケーキでした。