・・・というわけで
A病院で精密検査を受けた3日後、病院からかかってきた一本の電話
『血液検査の結果があまり良くないので、入院して治療が必要です。ご説明しますので、とにかく明日病院に来てください。』
え、入院って?
いつ?
『できれば明日そのまま・・・・』
いやいやいやいや
無理無理無理
『お仕事も辞めていただく事になるかと思うので、会社にもすぐお話しいただいたほうが・・・』
会社が・・・。仕事が・・・。
私の業務は担当が一人で・・・。
あわわわわわ
突然の事でテンパってしまった私は、明日入院はどうしても無理なんで、とにかく明日病院でお話し聞きます。
と言って電話を切りました。
が~~~~~~~ん
仕事から自宅に帰り、その夜は不安を主人にぶちまけ泣きました
次の日、お医者さまから説明されたのは
まず、筋腫が『変性』を起こしている
変性を起こし、炎症値が高くなっているので、入院して抗生物質の点滴を数時間おきに打たなくてはいけないということ。
妊娠中、子宮の血流は通常の1.5倍にもなるのですが、その影響で筋腫もグングン成長していきます。
その過程で筋腫が『変性』といって、腐るというか、ブヨブヨの状態に変化し、菌感染してしまう事があるらしいのです。
炎症が進むと悶絶するほどの痛みを引き起こし、結果痛みから流産する可能性があると・・・。
実は数日前からお腹が痛く、座っているのも辛い状態でした・・・。
そして、もう1つは子宮筋腫の影響で、生理の度に毎月大量出血していたため、極度の貧血状態にあるということ。
ざっくりいうと、通常の人の3分の2しか血液がない状態なので、このままだと、赤ちゃんに十分な血流がいかず、育たないかもしれないと・・・。
子宮筋腫による貧血は、長年をかけて少しずつ貧血になっていくので、本人の自覚がないのが特徴だそうで、実際私も自分がこんなにも極度の貧血に陥っているとは思いもよりませんでした。
おまけにDダイマーの値が高い。
つまり、血栓ができやすい(血液が凝固しやすい)状態だと。
血栓ができて、心臓にでも飛んでしまったら、それこそ命にかかわると・・・。
もともと妊婦は出産時に大量出血しないように、血液が固まりやすくなるそうだが、その値が高すぎると
はぁあああ
通院で何とかならないか頼んでみましたが、抗生物質の点滴が数時間おきなので、夜中にも打たないといけないし、それより筋腫の炎症値が即入院レベルですと・・・。
あぁ。会社・・・
なんて言おう
はぁあ。気が重い
診察結果を聞いた足で即会社に向かい上司に全て素直にお話ししました
困ったといってももはやどうしようもなく・・・
上司も納得せざるをえず、翌日から鬼のような引き継ぎを1週間でこなしました
そして速攻入院
筋腫が大きく複数あるので、次々と変性を起こしてしまい、なかなか炎症が収まらず、約2週間入院しましたが、抗生物質のおかげで炎症値が下がると、お腹の痛みもすっかり治まり一安心
こうして私は第一の危機、筋腫の痛みで悶絶して流産という危機を乗り切ったのでした
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