7/10のなう。 | ひとりごちたるありふれた日々

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映画「凪待ち」を観てきた。

7/10 18:31

今日はレディスデーだったので。

7/10 18:32

公開以来の感想ツイ、感想note、時にはblogなど、TLに溢れていたので結構目にしてきた。

7/10 18:33

あまりにも評判がよくて、後半は泣けて泣けてとの感想が多くて。

そういうとこが敏感だと思っているので、ちょっと身構えてしまったかも。

7/10 18:34

ところが。

ホロリと涙がこぼれたのが1ヶ所、ポロポロ涙が流れたのが1ヶ所。

7/10 18:35

主人公は"愛しき""ろくでなし"。そう、ろくでなし、って、大抵、何かどこか愛おしいのよ。アンバランスだから。堕天使みたいなもんだから。

7/10 18:36

自分を肯定できず、起こった事件での自分を許せず。周囲の思いはわかっていて、受け止めようとするし、自分に期待しようとするんだけど、そのたびに、その期待を裏切る。期待を壊してしまう。やっぱり自分はダメなんだ、との結論から、さらに堕ちていく。

7/10 18:38

依存症なんだもん。病気だからさ。自分を止められないから、堕ちていくそのスピードがどんどん増す。って、それは症状がひどくなる、ってことでしょう。

7/10 18:39

観ながらずっと思っていたのは、このヒト居場所がないんだ、ってこと。自分で自分がそこにいることを許さず、何かしでかしては自分からそこにいられなくしてる。受け入れてくれた者たちに背中を向けて、蹲る。おそらく、そういう自分をどうしたらいいのかがわからない。

7/10 18:40

もう1つは、心の置き場所がないんだな、ということ。心を一つ所に置けない。自己否定がまずあるから、抱えたまま下ろせない。

7/10 18:41

等つらつら思う以上に。予想よりかなり冷静に、目を背けたいとも思わずじっと、主人公が堕ちていくさまを見つめてる自分に、あーそーなんだ、と思ってた。

7/10 18:42

帰路の運転中ずっと考えてたのは、私はなぜあんなに冷静に画面を見つめていたのか?ということ。

7/10 18:43

たどり着いた今日時点の結論は。自己防衛かもしれない、ということ。心を止めて(できるだけ動かさずに)、ただじっと彼を見てたような気がする、ということ。

7/10 18:43

思うに。ギャンブルをするか否かではなく。それがモノサシや基準ではなく。私は、あの主人公よりも程度の酷い(人としての)ろくでなしに、これまでの人生で、近しいところで、二人出会ってる。一人はもはや過去形でもいいのかもしれない。もう一人はいまだ過去にならず。

7/10 18:45

片方は人生の半分の時間振り回された。愛しいがゆえに。

もう片方は、今回、今日、そうだ、あれもとんでもないろくでなしなんだ、と思えた。

7/10 18:46

あれより酷いってねぇ。でも、感覚的な、とっても、事実。

7/10 18:47

多分、どちらの人のことも、私は赦していないのだろう。同じくらい愛しいことも自覚しつつ。

7/10 18:48

だから厄介。把握はできても、だからどうしたいともどうしようとも思わず。手に負えそうもないから、放置。

7/10 18:49

気づいたことが近すぎて、感想にならない。このままかもしれないし、時間とともにこの感覚との距離が取れて、感想にできるのかもしれない。今はまったくわからない。

7/10 18:51

そうか。知らないがゆえの、堕ちる恐怖と、堕ちていくことを止められない人への悲しさor哀しさなんだ。

7/10 20:21

と、今日のタイムライン、凪待ちの感想ツイから思った。

7/10 20:22

わかってて堕ちていく、その時のたやすさ、あまりの呆気なさを本当に知ってたら、あの悲しみ、もしくは哀しみでは泣けないんだな、多分。

7/10 20:23

世の中には、自ら踏みとどまれるとこで生きてきた人の、なんと多いことか。ってことになるのかな。

7/10 20:24


「新聞記者」はどうしようかな。

別の意味での怖さがあって、こちらも観に行くにはちょっと勇気が要る。

7/10 18:52