【栗作りは獣との闘い】 | 四万十ほくほく新聞fromにしとさ

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豊かな自然に囲まれた高知県四万十市西土佐地区にある株式会社しまんと美野里のスタッフブログです。主に主力商品である四万十栗についてお届けしていきます。その他にも、四万十川やその時の旬な話題を更新♪

《鹿の進入》
今年新植した栗の苗、葉っぱが茂ってきたところだったのですが…。
先日の雨による落石が、獣害対策の柵を直撃。
鹿が乗り越えないように2メートル四方の柵で園を囲っているのですが、ご覧の通り。
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ちょうど人一人分入る位の穴が空いていて、そこから鹿と思しき獣が進入し、芽をやられてしまいました。

足跡。
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通常はこの位葉っぱがある苗木が…
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こんなに食べられてしまいます。
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しかも、鹿が食べた後は唾液に何か悪い菌でもいるからか、育ちが悪かったり枯れてしまうと農家さんが言っていました。

今回の柵の穴は塞ぎましたが、もしかしたら別の場所で隙間などがあると、そこから獣が入り、園がエサ場となってしまうのです。
だから、柵に隙間などないか、廻って確認するのも大切な作業です。

ちなみに…
栗だけではなく、こんなトゲのある植物もかじられています。
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鹿も生きる為に必死ですね。

鹿だけではなく、猪、猿、穴熊、ウサギなど、敵は他にもたくさんいるのです。




やはり定期的な見回りと点検が必要だと痛感。

みると可愛いバンビですが、田舎では悩みの種となっています。