赤ずきんと名作絵本の原画たち | 毒か薬。

毒か薬。

日記と、本の感想について。

それ以外にもちょこちょこと。ホラーやギャグマンガの紹介もしていきたいです。

久しぶりに美術館に行ってきました。たまたまCMを見てかわいいと思ったからです。

刈谷市美術館です。

行ったことのない美術館だったのですが、とても雰囲気がよかったです。

まず外観。

外

こんな感じで、白いタイル張りの外壁の周りに植わっているツツジや植木に、絵本に登場するさまざまな赤ずきんとオオカミの板で作った人形を配置してありました。

合計3ヶ所。しゃれてます。



館内も「赤ずきん」の最初の話が解説してありました。

それによると最初は違っていたようです。おばあさんの振りをしてベッドに入ったオオカミが赤ずきんをだまして一緒にベッドに入らせてから食べて、おしまいだったそうです。


各国時代によって衣装や絵柄が違っていて、その比較をしていたコーナーがおもしろかったです。


赤ずきんが子どもを抱えていた姿もありました。

オオカミが犬っぽいものもありまして、「出てくる物語を間違えた様子」なんていうコメントが載っていて笑えました。

正装しているオオカミの絵には「とうとうオオカミも貴族社会の仲間入り」と皮肉ってあったりして楽しかったです。


赤ずきんの絵本もおもしろいものがありました。


緑ずきんがあったり、赤ずきんが逆に食べまくったりとバラエティーに富んでいます。犬で写真を撮った赤ずきんもありました。


お子様にはうれしい、赤ずきんなりきりコーナーもありました。

ちゃんと背景のセットが作ってあるのです。

喫茶

喫茶室にもお菓子で作った赤ずきんの一場面が飾ってあって素敵。



入り口 入り口。

最初から最後まで楽しい美術展でした。


5月28日まで