自考能力開発講座5「おもしろき…」 | 自考能力開発講座

自考能力開発講座

自分で考え、自分で行動するには、何が重要か?”考える”ということはどうすれば出来るのか?過去にとらわれ、今に悩み、未来を憂う人に贈る『自考能力開発講座』


自考能力開発講座5


Golden Message

◆おもしろき…

高杉晋作…幕末の志士

久坂玄瑞と並ぶ、吉田松陰の弟子筆頭。

松陰、玄瑞と志半ばで世を去る中

激動の幕末長州を率いた人物である。

今回の言葉は、高杉晋作の辞世の句と

言われるものである。

「すみなすものは 心なりけり」は

高杉没後、志士の母と言われた

野村望東尼が加筆したといわれる。

「おもしろき こともなく世に」

確かに人が生きていく上で

いつの時代も楽しいことばかりではない。

どちらかというと、悩み、苦痛、苛立ち…

これらの感情が多い。

しかし、それは今も昔もそうなのだろう。

常在がそれなのだ。

だからこそ、人には明日へ進む意義がある。

それらネガティブな感情を

少しでも和らげ、癒し、整える”心”が要る。

それは、明日を豊かにしようという

姿勢に他ならない。

だから思考が要るのだ。

人がそれを諦めた時、そこからの時間は

無味乾燥な時が流れ始める。

その干天に、滋雨となる心が

”おもしろく”という気構えである。

では、どうやれば面白くなるのか?

そこを考えるのだ。

自分はどうしたいのか?

他責にしてはいけない。

全ては己の熱情なのである。

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