かごめかごめ(24) | アトランティスからの伝言

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かごめかごめ
籠の中の鳥は
いついつ出やる
夜明けの晩に
鶴と亀が滑った
後ろの正面だあれ?

 

目次
解析1 「かごめかごめ」
解析2 「かごのなかのとりは」
解析3 「いついつでやる」
解析4 「よあけのばんに」
解析5 「つるとかめがすべった」
解析6 「うしろのしょうめんだあれ」

 

1. 「かごめかごめ」の解析

 

かごめ唄の全体を、最も象徴的に表す言葉が、この「かごめ×2」でしょう。

 

かごめとは、「籠目」「篭目」と書き、どちらも竹などで編んだカゴなどの表面に現れる文様のことです。

 

編み方や素材の違いによって、様々な模様が現れますが、もっとも代表的なものは下図のような「六つ目編み」です。

 

 

これは中心の六角形が、周囲の小さな三角形を共有して成り立つ連続模様を形成します。

 

その一つを抜き出すと、下図のような「籠目紋」となり、家紋としても使われています。

 

 

 

一方、同じ形が「六芒星」「ダビデの星」と呼ばれ、ユダヤ人の象徴とされますが、その根拠は曖昧です。

 

ナチスが自国内のユダヤ人を識別するため、六芒星のバッジ着用を強要し、逮捕・連行の迅速化を図ったことは有名です。

 

また、京都宮津の元伊勢・籠神社の碑石に、この文様が刻印されていたようです。

 

「日ユ同祖論」の人たちが大勢訪れて混乱し、神社側がやむなくこれを撤去したそうです。

 

これは六芒星の歴史的由来の無知に起因し、古代のユダヤ民族、イスラエル民族とは無縁です。

 

これは「籠神社」の「籠」のシンボルとして、「籠目」マークが刻まれただけのことでしょう。

 

1948年に英国の委任統治から独立したイスラエルの国旗に、この星が描かれていますが、これも近代の出来事です。

 

ゆえに、「かごめ」の語句から「六芒星」を関連付け、「古代ユダヤ人(南王国)」、「古代イスラエル人(北王国)」の根拠とするのは早計で、むしろ「籠の目」の描く文様そのものと考えた方が自然でしょう。

 

「六つ目編み」の籠目模様の一つは六角形の周囲に小さな三角形が六つ付いた形で、数字「六」を象徴すると考えられます。

 

そこで、先ほどの方程式「かごめ×2」に代入しますと「十二」が導かれます。

 

十二の代表的なものに、時計の文字盤があります。

 

 

古典的代表例は、やはり「黄道十二星座」という概念で、これは古代メソポタミアで留まらず、遥か太古の、過去の時の彼方から用いられてきた、時間と空間の表象言語なのです。

 

「十二星座」については、のちの解説に譲ることにして、ここではわかりやすく「時計の文字盤」を引き合いに考えてみましょう。

 

文字盤の中心に、短針と長針を支える軸があり、この周囲を一から十二までの数字が等間隔で取り囲んでいます。

 

そこで軸の中心点を太陽、あるいは太陽系の平板全体とみなし、これを北極方向から眺めた宇宙の姿を想像してください。

 

そして太陽系円盤の周囲を無限に延長し、それと交差する星座をできるだけ等間隔に十二個選び出します。

 

もうその名も忘れられた超古代の文明人たちは、というか、地球創世時代に創造され、あるいは他の外宇宙から飛来した人類は、夜空の星の美しさに魅了され、動物の姿になぞらえてそれぞれ名前を付けました。

 

それが星座の起こりとして、今に伝えられているのでしょう。

 

ではまた。

良い週末をお過ごし下さい。

 

 

*** ご 案 内 ***

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