いっちゃんの中1の夏休みは、
予定に全く無かった入院でスタート。





入院10日後に生検手術を受けた。



予定の2時間が過ぎ「難航してる」と連絡を受けた時は生きた心地がしなかった。






そして4時間後、

無事に帰って来たけど
主治医先生がすぐに私達を呼び出した。





「生検のための腫瘍細胞を ほんの少し取るだけでも、やはり場所も難しく 脳にも浸潤していて、とても困難でした」

と。



だから、全脳放射線と抗がん剤で現状維持をするしかないと。




「治す」ではなく「維持」。

進行を食い止めるのみ。





どこに希望がありますか?
少しも光が見えない。






脳腫瘍と言っても細かく100種以上あるそうで

退形成性星細胞腫と言うのは

非常に耐久の強い腫瘍で、
悪性の中でも3本の指に入るそうで

放射線もほぼ効かず、抗がん剤にも耐えると言う。




なんやねん!  その粘り強さ いらんねん。





お願いやから誰か治療法見つけて!
いっちゃん、めっちゃええ子やねん。


意地悪も悪い事も何もしてへんのに…。




なんでそんな……




お願いします!誰か助けて!

いや誰かやなくて 私の命なんかいらん!



私の寿命なんか 今すぐ全部いっちゃんにあげるから、お願い…。






不安と 絶望と 怒りと 悔しさと 悲しさと…





頭の中  感情ぐちゃぐちゃ。






……









いっちゃんの待つ病室に戻り、


酸素マスクをつけて眠ってる彼の頭を見ながら





「この中に憎い腫瘍がある。

すぐそこにあるのに、
この2cm奥にあるだけやのに取れへんのや。

この子の命を止めるまで腫瘍は成長し続けるんか…。

命が止まらな進行も止められへんのか?」





憎くて悔しくて、無力が情けなくて…




声が出そうになって慌てて部屋を出た事を覚えています。




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それから10日後位に、

脳外科から小児科病棟に移り、

テモダールと言う抗がん剤と放射線との併用で治療は始まりました。







始めてから5日間位は脱力感と吐き気の副作用が出ましたが、

慣れたのか?    我慢強いのか? 

6日目位から気分は上々の様子で、
スタートした院内学級も 教室までスタスタ歩いて行ける様になりました







主治医先生によると、

少し腫瘍が小さくなって水(頭蓋内髄液)が流れる様になったから、頭痛や首痛がなくなって楽になったんだろうと。





MRI画像で見たら、
水が溜まってた部分が随分狭くなり、

憎い腫瘍も少ーし、ほんの少ーし小さくなってる気がしました





何よりも、彼が声を出して笑ったり、
ふざけたりする事が、私にとって最高に幸せでした






子供が笑うこと。

子供がはしゃぐこと。

子供がごはんを食べること。







これまで当たり前だったことが、

こんなに嬉しい  幸せ  感謝。





病気と戦ってる人や
大切な家族を失った人にだけ


『本当の幸せを感じれる心』

『小さな幸せに気付き喜べる心』


が備わるのだと聞いた事があります。





だからかなぁ?

息子を亡くしてから私、すごく心が寛大になったと言うか…




ゴボが成績悪くても、やんちゃしても、

「元気だから良し

とマジで思ってる(笑)😂😂😂





子供はいつだってキラキラ輝く。




先が困難だと分かってても、その途中で一瞬一瞬輝きを見せてくれる。





あたしはいっちゃんの魅せる笑顔に心から幸せを感じていました





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  When you're standing on the edge 
So young and hopeless 
Got demons in your head 
We are, We are 
No ground beneath your feet 
Now here to hold you 
'cause we are, we are 
The colors in the dark.  

崖っ淵に立たされ
全てに嫌気がさし 不安を感じても
それは若さゆえもたらす絶望感
みんな そうさ ❗️
足元に地面がなくても大丈夫
だって僕らは
暗闇の中でも輝ける色(ヒカリ)なんだから







あんちゃん

ちぃ兄

いっちゃん

ゴボ




貴方達4人は、母のヒカリです。




ありがとう。愛してる