人間はうわずみの部分だけ飲んでいたい

さて、今回は「うわずみ」について。

皆さんは、ペットを飼ったことがありますか？

犬や猫ですか？それとも違う生き物ですか？

家族にペットがやってきたときに、

よくある問題があります。

月日がたった頃に、"誰が面倒みるのか問題"です。

一緒に遊んだり、見ているのは可愛い。

しかし、家族の一員となったときには、

糞尿の始末や、散歩、餌や水やり、掃除などが加わります。

また、ペットショップへ行っては、

「かわいい！」と歓喜しているのは楽しいことです。

しかし、たまたま見かけた朝日新聞の記事に驚きました。

なんと、ペットショップ業界の裏側では、

2018年度に国内で繁殖・販売されていた犬猫のうち、

約2万6千匹が、繁殖業者やペットショップのもとにいるうちに死んでいたのです。

流通量の約３％にあたり、この５年間で計12万匹以上が死んでいます。

ブームの裏側ではこんなことが起きているのですね。

この数を多いとみるのか、少ないとみるのかは自分次第です。

これは、ペットショップやペットに関してのことですが、

それだけのことではないですよね。

私たちは、ものごとの一側面だけを見て、

想像力を働かすことや、継続したときに初心に帰ることを忘れます。

・恋愛→悪いとこが目についたり、ケンカの印象で別れたくなる

・仕事→他人と比べたり、やりたくないことをやっているとき辞めたくなる

・夫婦→結婚のその先の継続的なコミュニケーションを避けて別れたくなる

・趣味→やりはじめるまで盛り上がって面倒くさくてやめたくなる

・夢の職業→華やかな面だけ見てやりたくないことの必要性で諦めたくなる

私たちは、目に映る"うわずみ"だけすくって飲んでいたいのです。

どんなことであったとしても、

ものごとの明るい面だけを得るなんてことは無理な話。

明るい面と、暗い面はセットなのです。

大切なのは、「覚悟」と「想像力」。

それらを働かせてもダメなダメなときとして、

自分自身を学ぶということで、糧になっていくのです。

何かの"うわずみ"だけすくおうとはしていませんか。

いつも有難うございます。

自分に向き合うときはアンフィニへ！

ご予約は052-253-5040まで！