親子というのは、血なのか?時間なのか? | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^

さて、今回は「判断」について。

皆さんは、里親制度についてどんな印象を持っていますか?

日本はまだまだ馴染みが薄いと思います。

 

私は身近な友人が、里親制度を介して、

里親になったので、その際に初めて実際の話を伺うことができました。

 

まだ心が未熟なうちに、子供を宿したり、

生活力がないのに、子供を宿すということはあるでしょう。

 

子供に罪はなく、

いかに子供の"幸せ"を考えるかというところに、

里親制度というのはあるのだと思います。

 

 

映画「ライオン」では、

捨て子や迷い子を保護して、裕福な国の里親に育ててもらう、

インドの制度によって話が始まります。

 

実際は捨てられたのではなく、

迷子になって、保護されたのでした。

それをあるとき思い出した、実話に基づく映画です。

 

また、是枝監督の「そして父になる」という映画。

 

自分に似ていない子供に、少し苛立ちを感じているところへ、

子供が産まれた際、看護師が子供を挿げ替えたというところで、

2家族への告知で物語は始まります。

 

親子とは"血"なのか?

親子とは"時間"なのか?

心の葛藤が絶妙に描かれています。

 

皆さんは、どう思いますか?

先日、沖縄で里親制度に関する報道がありました。

 

ある夫婦が、生後2か月の女の子の里親となり、

5年間育てて、共に時間を過ごしていました。

そこへ実の母親が、児童相談所に里親委託措置の解除を求めました。

 

今の法律制度では、措置の解除を拒否することができないそうです。

 

引き渡しの日、5歳の女の子も、

里親の母親も、号泣していました。

見ていてとてもいたたまれない気持ちになりました。

 

里親のふたりは、地方裁判所に申し立てをしましたが、

即日に申し立てを却下されました。

 

これは、何とも苦しい出来事ですね。。

 

もちろん、女の子以外の関わる大人たちが、

この制度を理解してのスタートだったのでしょうけど、

この女の子の"権利"は存在するのか否か…。

 

お腹で子供を育て、出産し、

現実のために里親制度を利用した実の母親。

 

生後2か月の頃から、我が子のように愛し、

共に時間を過ごしてきた育ての母親。

 

そしてその仲介をした、

児童相談所などの機関。

誰も悪人はいないです。

ならば制度のルールに問題があるのでしょうか。

皆さんは、何を感じますか?虹



いつも有難うございます。

心の葛藤はアンフィニへ!

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