🍀時系列に沿っての話は、番号を振っています。

🍀「コラム」の記事は治療内容には関係なく、飛ばしても話はつながるようになっています

 

 

時系列では第1子を妊娠したところまで進んだのですが、

コラムとして、遠方からの不妊治療のことを書きたいと思います。

 

 

私は沖縄から東京の加藤レディースクリニックに通っていました。

 

・東京に実家がある

・仕事がシフトで多少の融通が利く

・沖縄の閑散期にちょっと長めの休みも取れた

 

と、上記のような有利な条件もありましたが、

「遠方」から通うということでは、

低刺激法の加藤レディースクリニック

とても適していたと思っています。

 

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(一番最新で3年前の記録なので今と違っていたらごめんなさい)

 

基本的に、

絶対に「受診しなければいけない」日数は、

※生理周期等やホルモン値が安定していれば

 

「採卵」周期は3日間。

 

生理3日目と、12日目と、採卵当日14日目。

 

毎日の自己注射等もありません。

 

「移植」周期は2日間。

 

生理10日目の受診で排卵しそうな卵がわかれば、

10日目と移植日。

 

判定日ももちろん受診できるのがベストですが、

判定日は来院せず尿検査という選択ができました。

 

生理3日目などは日帰りで帰る日もあったのですが、

今日のフライトですと当時5階の受付で言うと、

その旨をカルテに書き込んでくれて、

その日はこんなに早く終わるのか!!とすんなり終わった気がします。

 

 

 

 

そして、男性側は1度に何本も取れれば、1度っきりの来院でも可能だったので、

夫は、最初の説明会合わせて3回の来院で2人の父親になりました。

 

 

私のように「飛行機」を伴う場合は、

生理周期などで日程の変更が伴うのでなかなか難易度は高いものの、

新幹線や電車や車で通うことができるなら、

遠方だからといって自分自身が消耗しきってしまうことはない気がします。

 

そしてその交通費に関しても、

医療控除として申告することができます。

 

沖縄から東京までの飛行機代も申告することができました!

 

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もし、これから、ステップアップを考えていて、

遠方から体外受精の為に通う方がいらっしゃったら、

とにかくとにかく一番重要だなと思うのが、

 

「体外受精を行う病院」と最寄りの「かかりつけのクリニック」を

自分自身でいかに連携させてできるかということ

 

だと思います。

 

正直、実際出産した病院で、

「妊娠させてそれっきりだもんなあ」と苦言を言われたこともありました。

 

 

「KLC」に関わらず、体外受精で陽性判定がでて卒業したら

あとは「産院まかせ」なわけで。

 

(多分、紹介状も当たり前ですが必要最低限のことしか

書いていないんだと思います)

 

なので、病院同士の間を取り持つのは自分自身なので、

いかに双方にできることを最大限生かしてもらいつつ、

取り組めるかだと思います。

 

 

例えば排卵日の予測を最寄りのクリニック等でしてもらい、

それから「体外受精」の病院に行く。

 

判定日は、最寄りのクリニックでしてもらう。

 

その2点だけでもかなりストレスは減ると思います。

 

私の場合は、体外受精を陽性判定を受けて

→”はじめまして”のクリニックに行ってしまったので、

 

このようなことに

 

 

 

なってしまったんだと思います。

 

 

まずは、最寄りでクリニックを見つけ、

体外受精にステップアップする際のケアをお願いできる位の信頼関係を築いてから

「遠方体外受精」に進むことがベストな流れだと思います。

 

 

 

結局、妊活中は、本人は何でも頑張れちゃうんです。

 

私は経験しませんでしたが毎日の自己注射だって、

飛行機での通院だって

お酒を我慢することだって

なんだって赤ちゃんができる為なら余裕で頑張れちゃう。

 

だけど…

 

一人で頑張りすぎないためにも・・・

手助けしてくれる人(病院)の力を最大限に借りて、

信頼して…自分は消耗しすぎず頑張っていけるのがいいかなと思います。

 

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ぶっちゃけ「遠方不妊治療」での1番辛さは、

ダメだった時の判定日の長い長い帰り道・・・だったような気がします。

 

すぐに帰って布団につっぷして寝たいのに、

「考える時間」が長すぎる帰り道。

 

遊んだり盛大に買い物して帰る元気もなく…

新宿の高層ビルを見上げて何度も涙をこぼしたなあ…

 

 

大丈夫ずっとじゃないよってあの頃の私に声をかけてあげたいです。