こんばんは、塾長の東田です。

朝晩本当に寒くなってきましたね。
私は毎日ニット帽にネックウォーマーして、ヒートテックの上下にセーターやトレーナー、さらにダウンジャケットと完全防備な装い。
普段の1.5倍くらいに体も大きくなってます。

さてさて、今日は漢字嫌いの子が漢字を「書く」事を好きになった例を紹介します。

その子(以下A君)は、漢字のことを見るのも聞くのも嫌で、小学校の高学年になっても2年生の漢字が読めないかけないと言っていました。

ある時、A君の漢字テストを見て
「この漢字むっちゃかっこええな~」と声をかけました。
その字は「盛」という字でした。
A君の名前に使われている漢字で書けたんだと思いますが
その字がお世辞にもきれいとは言えませんでしたが、あまりにもかっこよかったので周りのみんなに見せました。

私「この字かっこいいやろ~」
周「うん」

このやり取りを見ていたA君は最初驚いていましたが、後に満足そうな表情をしていました。

たったこれだけのやり取りでしたが、A君にとってはとても大きなターニングポイントになりました。

その後のA君は、漢字の「とめ、はね、はらい」を利用して
デザインをするようになりました。
漢字もめきめき上達!
書くのも覚えるのもとても速くなりました。

彼にとって、きれいな字でなくて、かっこいい字でも評価された瞬間
漢字はきれいに書かなければならないものから
デザインの対象となり、苦手意識がなくなったようです。

あれからおよそ10年
いま彼は大学でデザインを勉強しています。



12月23日クリスマス会します

お暇ならぜひ来てください。


最後まで読んでいただいてありがとうございました。
 トリプルアシスト塾長 東田大樹