お久しぶりの投稿になりました。
ブログのカスタマイズをお願いしました。
わがままを沢山聞いていただき、カスタマイズして下さったのは
以前からお世話になっている ブランディング ブルーベア様

ありがとうございます。
おかげ様で、素敵に生まれ変わりました♪
これを機に、ブログを整理しなくては。。


さて、今日のテーマは
おっぱいは、身体の一部であって
けしておっぱいだけが単独で存在しているわけではないという事。

 

 

■産後、パンパンに張って、ちょっと触れても痛そうなおっぱい
■赤ちゃんが、どうしても飲み残してしまう部位がある

■赤ちゃんが、飲みにくそうにモゾモゾしていたり、乳首をひぱったり
  すぐ離してしまって充分のみとることができながったり。
  これは
  お母さん側の、授乳姿勢が上手くいかないことが原因の場合と
  赤ちゃん自身の姿勢が原因の場合

  その両方の場合があります。
 

  ミラーニューロンのなせるワザなのか、お母さんと赤ちゃんの身体の使い方の癖は、

 そっくりなことが多いので、対面での授乳の場合は、上手くフィットしにくい。

 左右反対なら、フィットしやすいのに。。です。

 

■乳腺炎を繰り返す

乳腺炎の際は、背中(左右の肩甲骨の間)が痛いと
皆さん、おっしゃいます。

 

 

 

こんな時は、おっぱいを直接ケアする前に
おっぱいが、あるべき場所に動いてくれるよう、

周辺の筋肉や骨格にアプローチします。

そうすることで、

おっぱいを触っていないにも関わらず、張りがおさまり
乳房緊満による痛みも、かなり軽減します。

突っ張りがなくなって、赤ちゃんも哺乳しやすくなります。

 

 

 

 

おっぱいは、大胸筋という土台の上にのっていますが
ぴたっと、張り付いているのではなく、

後ろに、乳房後隙というやわらかい結合組織がある空間が存在します。

 

外腹斜筋にかかる場合もあります。

 



大胸筋

 

 

 

外腹斜筋



 

 

大胸筋の奥(下)に、小胸筋

ここの伸縮性がよくないと、おっぱいトラブルは本当におきやすい。

大事なポイントとなる筋肉です。

 

 

小胸筋

 

 

前鋸筋

 

 

横斜め下から覗くと、こんな感じです(前鋸筋)

 

 

 

 

背中側から(前鋸筋)

 

 

 

 

こうして見ると、いかに肩甲骨や腕の動きやが大事なことが、わかりますね。

「肩甲骨 肩甲骨~!」と、言われるはずです。

 

 

背中側には

 

僧帽筋

 

上からみると、こんな感じ

 

 

そして 

 

広背筋

 

 

前からみると、こんな感じ

 

 

こうして見ると、上腕骨(の結節間溝)についているのが
よくわかります。
腕回しが必要なわけが、わかります。
 

 

 

僧帽筋や広背筋の奥(下)には

 

 

下後鋸筋

 

 

大菱形筋

 

 

上後鋸筋

 

などなど、多くの筋肉が隠れていますね。

 

 

肩甲骨の裏側の筋肉

肩甲下筋

 

 

 

そして、腰へと繋がる筋肉

 

腰方形筋

 

 

腰腸肋筋

 

など。

 

首から繋がる筋肉も

肩甲挙筋

 

 

 

 

など。。

 

腕に繋がる筋肉も。
この筋肉がよれた状態で使っていらっしゃる方も多い。
でもそれは、肩や肩甲骨周囲の筋肉が動きが悪いまま
赤ちゃんを抱っこする機会が多いことが原因だと考えられます。

 

 

鳥口碗筋

 

 

 

 

 

ここでご紹介したのは、ほんの一部に過ぎませんが
日頃、お伝えしているエクササイズの必要性が
一目瞭然ですね。

 

 

いつも同じ筋肉だけが負担がかかっている場合は
その引っ張り合ってしまっている筋肉の固さを緩めて
弱くなっている筋肉は鍛えて 
それぞれが、機能できるようにする必要があります。

 

筋肉は、使ってきたようになっています。

 

姿勢のクセ、、重心の位置、軸の取り方

骨格を支持していく筋肉のバランスとしなやかさが大切です。

外的あケアも必要ですが、セルフケアが大事。
Lacteaでは、両面からアプローチすることで
直接おっぱいに触れる時間を大きく短縮したり

痛くないケアに努めています。

母子ともに、身体を整えることで、適切な授乳姿勢をとることが出来れば
母乳育児は上手くいきやすいです。
おっぱいの歓迎したくない現象も予防できます。

産科領域における理学療法や運動療法の役割は大きい。
他職種との連携や統合が必要です。


おっぱいは、クーパー靭帯で支えられています。
次回は、これについて書きますね。

美乳を保つためにも大切なことです。