北 | 食の記録


韓国ドラマ「愛の不時着」を見てから、
NHKラジオハングル講座を聞き、
池上彰の「そうだったのか!朝鮮半島」を読み、
拉致被害者の方たちの著書を読み、
ああ、私は何も知らなかったんだと落ち込む日々。


高校の時に通ってた塾に朝鮮学校の子がいたから
もっと話を聞いておけば良かった。
当時、90年代後半だったから、
食糧難で本当に大変な時期だったはず。
そんな時期に修学旅行で行った北朝鮮はどんなだったのか、
なんで聞かなかったんだろう。
大検受けなきゃいけなくて、
まじウザなんていう話を聞いたのは覚えてるけど、
祖国について聞いたら、なんて答えてくれてたのかな。
聞いてもはぐらかされたのかな。

韓国人の知り合いや、
韓国人と結婚してソウルにいる友にも
会いに行って話を聞きたい。


2002年日韓W杯があった年、
北朝鮮が拉致を認めて、
被害者の方たちが帰国したニュースを見て
パッパラパーな女子大生だったワシは
ただただ良かったねとテレビの前で泣いていた。

でも良かったね、だけじゃないよね。
拉致被害者のお子さんにとって、
「愛の不時着」でいうところの
リジョンヒョクシやその部下4人のような人たちがいたはず。
みんながみんな悪い人なわけないし、
北朝鮮で仲良かった友もいたはずなのに、
もう一生会えないのかな。


当時は北朝鮮にいる子供たちを
どうしてすぐに連れ戻さないのかなー、
やっぱ北朝鮮の生活に戻りたくないんだねー、と
飲み屋で友と話した記憶があるけど、
もう、今すぐそいつ(ワシ)を、
これからそいつ(ワシ)を、殴りに行きたい。
フルボッコにしてやりたい。

なんで子供たちを置いて日本に一時帰国させられたのか。
結局、一時帰国ではなく、
北朝鮮には戻らない決断をどうしてしたのか。
いい歳してちゃんと考えなかった。
アホにも程がある…